P’s chronicle 1997 – 2002(Part 1)

P’s chronicle 1997 – 2002
5th anniversary special issue
(Part 1)
早いもので、ホームページづくりに乗り出してからまもなく5年が経とうとしている。現在へたどり着くまでに、形も結構変わってきている。芯になるものはあったかな?
・「乱筆御免」のぺぇぢ
・P’s homepage
・Fuji-P’s homepage
・White Wing
・White Wing II
・White Wing II PC/EZweb style
・MAX Whitewing
前置きもそこそこに、振り返ってみるとしますか。


『「乱筆御免」のぺぇぢ(April/1997)』
すべての始まりはこのサイトにあった。某大学生協サーバーの片隅を借りての正式なスタートは1997年4月だが、サイトそのものの形は2月の時点で既にできていた。何せそのサイトは講義の一環で行われたホームページ作成コンテストに出した「作品」そのものであり、初期の中核コーナー「乱筆御免」もその頃から学内で細々と発行されていた某情報誌の一角で連載がスタートしており、何本かお遊び半分でTexで書いていたストックがあったから、TexのコマンドをHTMLに置き換えるだけで出来上がる。
ちなみに、ホームページ作成コンテストに臨むにあたり決めていたことは、ただ一つ。簡単な自己紹介とYAHOOへのリンクだけというお粗末な内容では終わらせないということ。そのためか、入賞はしなかったが公開には堪えうるページとして講義を担当していた教官が所属していた研究室のサイトにて1年ほど公開されていた。当時学科の同学年が100人弱ぐらいおり、全員各自のホームページを作らされていたのだが、結局公開されたいたのは半数に満たなかった・・・ような記憶がある。
ありきたりでないものを目指していたらしく、サイトのタイトルに名前を冠していない。
『ふぢはたのぺぇぢ/ P’s homepage Ver 2 (May/1997)』
スタートして1ヶ月もしていないのにもうVersion UP。その裏側には、もちろんネタの追加もあったが、コーナー毎にディレクトリを分けてネタを整頓する、ごく普通のシステムの採用があった。そんだけ(^_^;; そういえば背景画像もついた。使えるタグのレパートリーも増えただろうか?
当時の制作環境といえば、学科の端末室にあるワークステーションを使って、MOSAICで確認しながらEMACSで直接タグを打ち込んで作っていた。同期のみなさんがなぜかワークステーションを避けて白黒のX端末を使ってくれたおかげで、のんびりと制作に当たることができた・・・というのは少々語弊があり、コンテストで入賞する位の人たちは既に下宿にパソコンを所持しており、そこで作っていたことを後で知った。
当時の自分はWebに関しては白痴といっても過言ではなく、背景画像がやたらとでかい(スキャナーで取り込んだまんまの無加工無修正原寸大画像)。当時の回線事情やマシン性能からすると、ひょっとしたら読み込めないホームページだったかもしれない?
『ふぢはたのぺぇぢ/ P’s homepage Ver 3.3 (July/1997)』
凝り出すと止まらないもので、「師匠」のサイトからソースを引っ張ってきてあれこれいじくって、ということを繰り返してできあがったのがこのバージョン。フレームを使ったり、TABLEを使ったりと視覚的にかなりの「Version UP」があったのかもしれない。後半の方ではリンクボタンも使うようになっていた。
制作環境は相変わらずワークステーションがメイン。Win3.1のパソコンもあったが、Netscape2.xとX端末のエミュレータを使っていた位かな。ネタもの制作もワークステーションでTexの原稿を起こす方がまだまだ先だった。