くたばるにゃまだ早いけどね

くたばるにゃ早いけどね
いや~、新年度早々ウソのような本当の話の連続であった。
1999年度最後の日、献血の予約を入れようかと電話をしたら、「AB型のあなたを捜していた」という返事が返ってきたり、翌朝献血へ行こうとして、いつも通り調子ぶっこいて自転車をとばしていたら自宅すぐ近くの交差点でRVと出会い頭になりかけたり、このところ珍しく便秘で3日ほど出るべき物が出なかったので帰りに薬局へピンクの小粒を買いに寄って帰宅したらとたんに勢いよく出やがったりとか・・・・。


まだまだ若いということもあって、分からない事が当然いっぱいあり、物を壊したり、貴重な食材を焦がしたり、羽目を外したりなどのドジな事、お間抜けな事、すばらしいことなどが次々と起こって、悲鳴を上げたり、恐怖におののいたりしている。 そんな1日1日を切り出してみるときりがないくらい楽しい楽しい学生生活、今年でたぶん最後になりそうだ。
もし次の年度も学生をやっているようならば、そのうち大学の先生というのは世を忍ぶ仮の姿で、実際には目から怪光線を発したりするマッドサイエンティストになっているかもしらん。現実になったらまあ大変。
春が来て これより先は みな最後
長野の街に腰を下ろしてはや5年目に突入した。早朝から軽トラに荷物を積み込んで松本から荷物を運び込んだのが1996年の4月1日。そこからいろんな人と出会い、特に「信州人」にたくさん出会った。花火などのお祭りの類にもよう行ったのう。
2ヶ月に3回というハイペース(?)で献血をするようになったのも、コンピューターの類にさわり始めたのも、恋らしき物に悩み始めたのも、この長野の街に来てからじゃったのう。大きく変わってしまわれた。人も街も。住めば都とはいうが、ここ信州、気に入ってます。
やっぱわし、人混みが大の苦手なのかのお。
いつから年寄りの回想モードはいっとんのじゃ、わし。
なんか死ぬ前に昔のことをいろいろ次々と思い出すとよく言われているが、忘れる方も思いつく方もまだまだ活発だから、まあくたばるのは当分先のことだろう。貧乏性というのは語弊があるが、新しいことに手を伸ばしていないと落ち着かないらしい。くたばるのはそういうことをやめたときかな。学生としては最後だが、お勉強はまだまだつづく。
相変わらずやってみたいことが次から次へと浮かんできて、整頓するのが大変だ。かなり贅沢かも(^_^;; 覚えるのも面倒くさくなってきので、忘れる前に何かに書き残しておこう。ひょっとしたら後々役に立つかもしれぬ。
春は曙。日が昇り、新しい命が芽生える。新しい出会いもそこにある。
花の名所に多いというソメイヨシノは、一気に、爆発的に花開く。あまりに強烈な咲き方をするせいか、花を付けている期間も、木それ自体の寿命も短いという。「花の命は短くて…」である。
最後(になるか??)の学生生活、くたばる前に一花さかせてみるとするか。しかしのぉ・・・、勢い余ってできちゃった結婚だとか、交通事故で文字通りくたばるというのはいやじゃのう。わしかて恋の1つや2つぐらい全うしてみたいわ。
Rec:2000-04-01/Mix:2000-04-02