引っ越し狂想曲

毎年この時期になると、お約束のようにやってくるのがお引っ越し。我輩の住んでいるアパートも例外ではなく、両隣が引っ越してしまわれた。この時期になると、学生の大半は実家へ帰っておるらしく、だぁ~れもいない。それから数日後、両隣からあの音が・・・
去年の今頃あたりに不動産家さんから聞いた話だが、引っ越したあとの部屋はご丁寧に壁紙全張り替え&全面クリーニングをしているらしい。ついでに時折板の張り替えなどもやっているらしい。


なにやら騒がしいなぁと思ったら、窓から畳やら廃材を外へ放り投げておる。このアパートは元々六畳一間の畳(+カーペット)のお部屋だったのだが、フローリングになるらしく、結構大がかりなお仕事になっている。腰板を外したり、電動鋸で角材を次から次へと切っていったりなどなど、両隣からトンカチトンカチ。最近は圧縮空気で「撃ち付ける」釘なんかもあってか、小気味よいリズムが刻まれている。時たまリズムよく板をドスンと置いてったりしている大工さんってDJ?
身近なものを見渡すと、音の発見っちうか独特なリズムを刻んでいる物がたくさんある。そーいうものを音楽に取り込んじまったSUPER BELL”z(スーパーベルズ)って方々もいったっけなあ。あれはかなり新鮮だった。
普段乗っている電車のレールから響いてくるガタゴト音だとか、モーターのうなり。気をつけて聞いてみると意外と規則的なんだなぁ~。VVVFとかいう仕掛けのついた新型車両になると、モーターの音がドレミファソラシドを奏でる物もある。2番煎じウヨウヨ(最近宇多田ヒカルの2番煎じが出てきたかな?)の音楽よかずっとおもろいではないか:-P
先日後輩のお引っ越しを手伝ってきたのだが、引っ越しというのもただあわただしいように見えてやっぱりリズミカルなのかも。先日引っ越しの準備って事で、信濃国佐久平は小諸なる処にある新居のお掃除に。地形の都合上強風が吹きやすい場所にあり、風の音が絶えぬ。
荷物の運び込み前にってことで一通りお掃除をしていたのだが、拭き掃除をしていると、なにやら風の音をバックコーラスにサンバを踊っているような気になってしまう。全身を使うお掃除というのもなかなか楽しい。たまにやる場合の話ではあるが。ガスを取り付けたり、買いたてほやほやの掃除機を組み立てたりなど、時たまする音もなかなか小気味よい。あ、自分でそういうふうにしているのかも??
そんな風にしてお掃除は3時間少々で終わってしまった。このあと家族総出で1日で2カ所(長野→小諸&長野→松本)の引越しを同時に敢行するらしい。実は例の後輩の妹さんも引っ越しらしい。そんな無茶苦茶なとは思ったが、これをサーバーにのっけるころにはもう荷物はちゃんと運び込まれてしまっていて、残るは細々とした整理を残すのみになっているのかな? しかしこのあと引越祝いも兼ねた飲み会になっているというので、一連のお引っ越し作業はあらかた終わっているかもしれぬ。
ひょっとしたら今回の更新は、そんな引越祝いの飲み会会場からになるんじゃあないかなぁ?
Rec/Mix:2000-03-25