Out of control

今年からハッピーマンデーっちうことで成人の日が月曜日にずれこんだのだが、新生児の成人式は相変わらずである。ついでに若者はだめだ、日本の将来は真っ暗だと騒ぎ立てるマスコミも相変わらずである。読売(投売??)新聞とぶろおどきゃすたぁの前半部分などなど見てはいけないニュース、新聞があるのではないかと思うようになってきた今日この頃。実はこのところニュースはTVでは見ていない。
卒業シーズンを間近に控え、研究室もかなりにぎやかになってきた。学部4年生と院の2年生はラストスパートをかけるときである、研究室は不夜城・・・・というのはいつもの話だった(:-)


私はそのどちらでもないのでヒマヒマ・・・・どころでもなかった。ここ最近、コンピューターに取り憑かれている私。分身よこせなどとぽろっと冗談を言ったら、「猫の手貸します」というカードが届いた(^_^;
今や研究に欠かせぬコンピューターだが、研究室にあるマシーンのうち、UNIXのワークステーションはきわめて順調なのだが、私がお守りをしているWindows系のマシーンは相も変わらずご機嫌斜めである。このところWindows 98のマシーンが、リソースを喰うたまま元に戻らない(使った物を猫ばばする、と考えてくだせぇ)。3日もたてば必ず空きメモリが40%を切ると言った有様で、私が使ったあとは必ず再起動するようにしている。
不思議なことにWindowsというのは再起動すると元気になることが多い。他の人にも「何かあったら再起動」と吹き込んでいる。これでおおかたの(小手先の)問題は片づいてしまう。
私が管理人の仕事に首を突っ込み初めてから、NTのサービスパックはもう2代も代替わりしてしまわれた。最新のサービスパックを当てても、いつも通りWordは凍り付き、Exploderはエラーで強制終了。全く意味がないような気がしてきた。Windows 2000なんて恐ろしくて導入できんわい。
こんなことをしている間にも、研究室のWindows系マシーンでは「MATLAB」ちう、通信のシミュレートをするには欠かせないアプリが絶えず動いている。高度な計算ができる代わりにと~っても時間を喰うこのアプリだが、ここ最近需要が急激に増えてしまい、MATLABをインストールしたマシンは常にふさがるようになってしまわれた。
ということで猫も杓子もと言うわけではないが、いつもはメールかサーフィンにしか使わない、割かし遅めのマシーン(ペンチ2桁Hz)も含めてすべてのWindows系マシンにMATLABをインストールすることにした。というか自然とそうなった。
しかし1台1台インストールして回るのはめんどくさいので、1台のマシンに大元のCDROMを入れてネットワーク経由で全マシンへ一気にインストールしてしまった。これは思いつきの行き当たりばったりだったのだが、うまくいってしまった。しかしよくよく考えれば、ネットワーク経由のインストールなんざUNIXの世界じゃあ常套手段なんだよなぁ・・・・・。
最近の私は「HTML」というやつにも直接的・間接的に取り憑かれているらしい。毎度おなじみ「CDMAうわっ」が招いた共同研究が本格化したのだが、打ち合わせのスケジュールと実験で出すべき結果だけが決まっていて、「結果を出すための道具」がない。
実験装置の部品が届いていないのだ。自らをして「耄碌しておる」と言はしむる某K教授は、か~なり前に注文しておいたと言うのだが、それは本当だろうか?
とりあえず肝心要の部品がなくてもできることはとっくに済ませてある。はたしてどうなる?
じっとしているのも何なので、共同研究にあたり我輩を指名してきた某学部の某M教授からいただいた大量の資料を基にちょこっとお勉強をして「CDMAうわっ」ネタをつぎ込んだのだが、その効果はすぐに出た。月の中頃にアクセスの中間集計をしてみたのだが、その時点ですでに過去最高の月間アクセス件数を記録しておった。雑誌の取材のおまけ付きである。
なんでも、私のサイトの一部分をCDROMに焼きこんだ上で、特集記事の中で紹介させてほしいと言うことらしい。2月の終わり頃あたりに、できあがった本を送ってくれるとのことである。果たしてどんな本なのか? 『住所などの個人情報を聞き出すための罠なんぢゃね~の?』という某友人Mの話もあるので、その件もコミコミで楽しみにするとしよう。
Rec:2000-01-28/Mix:2000-01-29