悪魔番ノート(その7)-しばしのお別れ??-

そこそこ使えるが、そこそこ不安定なWindowsに飽きてきた(?)のと、我輩のノートをUNIX化しようともくろんだのとで、FreeBSDのインストールやら設定やらを前々からいろいろやってきたのだが(Part1~Part6参照)、相変わらずX sindow周りの設定がうまくいっていないらしい。
その間にネットワークの設定や、普段から研究室のワークステーションでよく使っているアプリのインストールだとか、最も重要度の高かった日本語環境の構築などが済んでしまった。コンソール画面では何不自由なく使えるところまでいったので、いざX Windowの設定をしようとXF86Configを立ち上げてみる。ところが設定中はうまく動作してはいるのだが、いざX windowを本格起動しようとする段階になってみると、ディスプレイ様が必ずブラックアウトされてしまわれる。


そこで、我輩のノートにくっついているビデオカードでXを使えるようにするにはどうするとよいかを探るべく、XFree86の総本山などを、自分で調べたり、その辺に詳しい人たちに調べてもらったりしていたのだが・・・・・・
・X Windowを我輩のノートで使えるようにするのは現状では非常に難しい
・ということがわかった。やばいじゃん。
・ちょうどそのころ、奴がやってきた。奴とは誰だ?
奴即ちWindows NTである。NTのインストール&日常管理でのてこずりっぷりについての記録はバックナンバーにゆずるとして、しばらくの間酒酒NT酒NTという生活となり、我輩のノートも研究室に確保した実験台も全くのほったらかしとなってしもうた。これまたやばいじゃん。
こうしてしばらくの月日が流れたのだが、その間に請け負っていたWebサイトの資料やら、ネタ帳やら演習の資料やらがたまる一方。適宜整理したり、圧縮をかけたりして整頓していたのだが・・・・・・
そういった資料を整頓すべく解凍したときにことは起こった。
大きさにして約7~8MBのアーカイブを解凍したところ、約100MBあったと思われたハードディスクの空きが一気に埋まったのだ。んなアホな。
ぢつは、このアーカイブにはかなりの数のテキストファイルが押し込められており、それを解凍することによってハードディスクの総ファイル数がWin95で一度に扱えるファイル数の限界を超えてしまうのだ。あかんやん、それぇ・・・。
迷っている時間もなかったので、早速パーティションの切り直し。そのときハードディスクは、Win95が約1.5GB、BSDが0.6GBという風に分かれていた。これを1.2G:0.8G(いずれもWin95用)に切り直し、そのうちの片方を一度に扱えるファイル数が桁違いに多くなった「FAT32」とする事にした。
そして即決行。いつぞやのWin95と同じような形で、悪魔の申し子FreeBSDはあっけない最期を迎えたのであった。
しかしいつの日か、もっとましなビデオカードを積んだ2台目がを手に入れ、「偉大なる(?)悪魔」を蘇らせてくれようぞ。当人がそう誓ったかどうかは知らないが、今のところ悪魔の復活の予定はなかったりする。
そのうちNTの管理人の仕事から解放されればそれはあるかもしれない・・・・??
Rec:1999-11-06/Mix:1999-11-07