聞いてないぞ

唐突かつつい先日わかった話ではあるのだが、どうやら我輩は相当前から「PCカンファレンス99」なる催しの実行委員に担ぎ上げられていたらしい。
PCカンファレンス(以下PCCと略)というのは、毎年コンピューターとそれを利用した教育をテーマにして行われる会議や展示などのイベントのことである。それが今年の夏、長野市内で行われることになっている。
このイベントには、大学当局、現地の生協、すなはち今のバイト先の食堂の親元が関与している。そこの関係者から先ほどのようなお話があったのだ。聞いてねぇ~ぞ、おひ。


どうやら、我輩が「情報工学専攻」の学科に所属している事と、UNIXに精通していてそのレベルが「ハッカー」に相当するという理由らしい。半分間違ってまんがな、をひをひ。
私が今どのくらいのレベルかは、このサイトの端々に散らばっている記事から大ざっぱに予想はつくはずなんだけどな~。とりあへず「パソコン初心者」です。PC/AT機さわってまだ1年ちょっとで~す。
それはさておき、PCCといふのはと~っても大規模な催し物である。大学のキャンパスはもちろん、近くの会議場、ホールなどを使って、会議、発表はもちろんのこと、公開実験や展示も行われる。もちろん、事前準備も開催の今から1年ほど前あたりから周到に行われている・・・のだが、その情報を知っている人は少ない。というより理解できる人が少ない。
詳しい情報を集めるため、その話を毎度毎度PC-UNIXで世話になっている生協購買の店長にしてみたところ、たいそう驚いていた。「ひでぇなぁ」
情報を遮っている張本人は、長年の悪友(といふことにしておこう)ジャガイモ頭のY田。極端によく言えば真面目かつ一途な男、極端に悪く言えばただのストーカー・・・といった男か(といふことにしておこう)。
この男、精力的に活動はするのだが、つむじがドラえもんの4次元ポケットの中へ迷い込んでいるせいか、考えることも話す言語も誰にも解析できない。生まれも育ちも日本だが、日本語とはとても思えないような言葉を話す。
会議で奴さんの報告する機会があったのだが、そのまま理解できたのは劇甘で見積もって約2名。惨憺たる結果である。どういうわけだか、私が通訳することで理解できる人がぐ~んと増えたというありさま。どういうこっちゃ。
そんな具合だから、私がちょっと目を離した隙に生協関係者の大半を置いてきぼりにした状態で事はすすみ、その大半の人はPCCに関わることもいやがるといった有様。情報交換のためのメーリングリストがあったことも、現地の生協関係者はだァ~れも知らない。
そこで我輩がそのジャガイモ頭Y田氏のお守り兼通訳兼情報アンテナとして私にお声がかかってきたという訳だ・・・って、尻拭いなんて事はないやろな~。
ををを、ついつい口がすべってもうた(^^;。
ちょっと頭を切り換えるだけで済みそうなことも、頭にバリアを張り巡らしているためになかなかはかどらない。
中高生が気軽に使いこなすインターネットも、どういうわけか情報系学科の大学生には理解できないどころか「興味な~い」ですます人が結構いたりする。ところがそんな人に限って1年後にはネットサーフィンをしているというから不思議なもんだ。
Rec/Mix:1999-5-20