潜入(後編)

・案内役の「お姉さん」。今春大学を卒業。
・我輩&友人知人、あわせて4人。
・「やかん男」。上の4人の知人でもある。
「お姉さん」以外は大半が理系な人・・・である。
この6人が松本に集結し、大祭見物・・・というか「人文学部」で「心理学」体感ツアー・・・・(?)のようなことをやっている。(前編参照)
視界が左右反転するメガネをかけて行う「輪投げ」や、自分がぐるぐる回っているような感覚に誘う「びっくりトイレ」を試してみたのだが、体感ツアーはまだまだ続く。


中休みがてらに、白黒の円盤のついたモーターの置いてあるテーブルに案内された。ついて早速モーターが回りだした。うまくいけば、縞模様の様なものが見えるはずなのだが・・・・、円盤がモーターからはずれて飛んでいった。あれれ?
気を取り直してもう一度。こんどはうまくいった。「色に注目してみてください」という説明があったので、よく見てみる。回っているのは白黒の円盤なのだが、円盤の上にできた縞模様は、オレンジ・青といった色がついていた。
陽炎、蜃気楼の類の光のいたずらかと思っていたのだが、これが起こるのは「目の錯覚」が原因なのだそうだ。人間の感覚はかなりいい加減なものらしい。研究室の人の話では。
お次は性格検査。コンピューターが出す質問に答え、その結果から性格を分析しようと言うものだ。
検査は2種類あって、問題数はそれぞれ100問。3択なのでサクサク進むのだが、結構時間がかかる。と、そこへ仲間の1人がニコニコ顔でやってきた。
じつは展示の中に「ポリグラフ(ウソ発見器)」が用意してあり、「びっくりトイレ」で悲鳴を上げていたやかん男(前編参照)をポリグラフにかけて楽しんでいたという。
いつぞや、TVで芸能人をポリグラフにかけ、様々な質問を浴びせてその反応をみるという番組があったような気がするが、それと同じ事をやったのだ。案の定というか、予想通りというか、やかん男はウソをついているかどうかがくっきりわかる反応を示してくれたそうだ。
その話と平行して質問に答えていたら、いつの間にやら全問に答え終わったようだ。そして結果がプリントアウトされる。
そして恐怖の(?)結果発表。検査は「エゴグラム」と「YGテスト」の2種類ある。
まず「エゴグラム」から。このテストでは「父性・母性・理性・奔放さ・従順さ」の5つの要素の強さとそれぞれのバランスから性格の傾向をつかもうというものだ。
で、結果は・・・・
「非行少年タイプ」
と出た(笑)。
・決まり事をあまり守らない
・面倒見がよい
といった特徴を持っていて、親分肌・姉御肌のある人のことを指すらしいのだが、非行に走る若者にこの手の性格の人が多いことから「非行少年タイプ」と名前が付いたとのこと。かくいう私はイタズラ小僧らしい。
もう一つの「YGテスト」。こちらは質問の答え方の傾向から「心の顔」をコンピューターに描かせ、その形から性格を分析しようというものだ。
でもって、コンピューターが描いた「心の顔」は・・・・・
大ざっぱに見ると、「もっとも理想的な性格の持ち主」ということらしい。2つの検査の結果を持って、研究室の方に聞いてみた。その答えは・・・・
・「YGテスト」で出た性格は、その人が元から持ち合わせている性格で
・そのうち、表によく現れている性格が「エゴグラム」の判定結果として現れる
とのことだ。私は世に言う2重人格の典型・血液型AB型だが、「互いに相反する性格を足しあわせたら理想的な性格になる」・・・・ということでもないらしいね(笑)。
こうして「心理学」体感ツアー(?)のようなことを終えた一行は、その後夕暮れまでキャンパス内をまわり、食べ歩き、そして松本を後にした。
「お姉さん」、そして信州大学人文学部の心理学・社会心理学研究室のみなさん、ありがとう!。面白いものをみせてもらいました(^_^)。今後の参考にさせていただきマスです。
性格分析テストについて、あとで少々書き残しておこうかしらん。
Rec:1998-12-9/Mix:1998-12-11