危機

おいらの住んでる寮には世界各地からの留学生がいる。そん中の1人に、お隣韓国からおいでのBさん(仮名)がいる。”PeaceNow”を熟読している皆さんはここらへんで話が松代(大本営跡)の方へ向かうんぢゃあないかと思ふかもしれないが、今回はさにあらず。故にあしからず。
ここ日本にはこんなことはないからピンとこないかもしれないけど、韓国には「兵役の義務」がある。事情が事情だし(詳細は割愛…..するまでもないか?)。


Bさんも入学する前に「兵役」をしっかり努めてきた。韓国陸軍に入っていた頃のBさんは、マシンガンなどの使い方を始めとするいろいろな訓練をうけていた。実際に対空砲を使ったこともあるそうだ。さすがに、戦車の運転なんてのはなかったとか。
ラーメン大好き…..ぢゃなかった、平和大好き小池さん(元チーフ)からみるとこんなことは「あってはならないこと」かもしれないが、これってか~なり貴重な経験では?。直接、間接は別にして、絶対に役に立ちそうだ。
平和というと、とかく「ヒロシマ、ナガサキ、そしてマツシロ」といったとこへ目が行きがちだけど、それだけってぇのもねぃ。他のものごとについてもいえてるだろうけど、別の切り口を知っていると、万が一自分が危機に陥った時、強い。
「危機」というと、戦争だとか大惨事だとか、何だか恐ろしげなムードがつきまとうけど、けっこうそこらへんにゴロゴロ転がっていたりする(と思ふ)。
紅茶好きの私にとっては「お茶っ葉」が切れることが危機になったりするし、月刊編集長の星さんもだし、”Campas Navigater”編集長のMooさんからすると、原稿がじぇんじぇん集まんないことも危機の1つだし(多分)、Macが動かなくなるとMの(笑)….はもとより「まほろば」そのものが危機におちいる(かもしれない)。
危機のさなかにいるとき、落ち着いていることって本当に難しい。当の本人からすると、例えばの話「対岸の火事」といった顔をされると頭にくることだってよくある。うん。
しかし、「陸目八目」とはよくいったもので、落ち着いている人ほど事態がよく見えている。解決法なんかもしっかり心得ていたりしている。で、事が収まった後、それはなんでもないことだった……なんてことがよくある(笑)。
「こんなことを繰り返すうちに、人は大きくなるよ」なんてことを昨年こまくさ(寮)にいた数学科の男が言っていたなぁ。
まだまだ…..だな。
以前、MがMacを使っている最中にMacがグレて動かなくなり、M慌てふためく…..なんてことがあった。その時わたしはこともあろうに(?)「取り扱い説明書を探す」名目でお掃除をぶっこいていた(ごめんよぅM)。その後、ひょっこり登場した高橋さんとC-staffOBの嘉部さんのおかげで事無きを得たのだが…..解決法というのが「ボタン3つ同時押し」だったりする。鳴呼、恐怖の法則。
危機に陥った時、「おしまいだぁ~」などというのは、それなりのことをしてから…..だな。
やばい、「おしまい」になる前にこれを清書(ワープロの打ち込み&印刷)しておかないと。
ほいぢゃ、また。
Rec:1997-2-14 Mix:1997-4-15