Pernoctation

終電で帰宅し、すぐさま「今晩」の支度にかかる。今週末も仕事場から田植えに直行。
着替えをバッグに詰めつつ、移動中の暇つぶし用にiPodの充電および中身の入れ替えを進めるだけだが、取り掛かりの時間帯が遅いため、簡単な作業でも終わる頃には丑三つ時。
このまま睡眠を省略…とも考えたが、多少なりとも仮眠を取っておけば肉体的には楽だが、問題は寝付きの悪さ。帰りの車中で中途半端に眠り、最寄り駅で下車後にこれまた中途半端な夜風で眠気が覚めてしまっている。



冷蔵庫から出したワインをお猪口1杯分だけ飲み、画面に向かって取りとめもない分を打ち込みにかかる。
――ほら、眠くなってきた。
簡単だ。
酔っ払ってさえいれば。