久々の献血に出かける。
前回は2年前の夏。それ以降打ち合わせや宴席出席に農作業などで休日がよく潰れたというのもあったが、左目の病でステロイド剤を服用という、献血から遠ざかる契機としては十分すぎる出来事があったのは確かだ。
事前の検査を受ける際、係員が何やら大きなファイルのようなものを取り出し、薬剤名および服用停止から献血可能となるまでに間をとるべき期間を念入りに調べていた。結構厄介な代物を服用していたらしい。
海外出張も、場所によっては厄介な要因となりうる。場所や期間を念入りに訊かれた。中心部は全く問題ないが国境線付近に立ち入ると採血NGとなる地域もあるとかで。
2年のブランクの間に献血事情はかなり変わったらしく、メール予約や、マークシート式受付票&タッチパネル式問診の電算化が進んでいたり、立ちくらみ防止法を記したカードの配布に、年齢制限を記した看板の掲出等々、石橋を叩いて非破壊検査まで行った上に100人乗っても大丈夫か確かめる位の安全対策が追加されていた。
血小板が集まるまでの小一時間をいつも通り24時間の茶番劇に背を向けて競馬中継にチャンネルを合わせて過ごしつつ配布物に軽く目をとおしていたが、帰り際、入り口で係員がエイズ検査目的で献血に来た輩を丁重に断っているやりとりを見るにつけ、対策の数々が次々と追加されていくのも無理もないような気がしてきた。