幼稚園児

ついこの間のことだが、私のところに一通のメールが届いた。
『鉄腕Dash!』で、「メールがどこまで広がるか」という実験をやっているので、チェーンメールはしたかないけど、周りの人に送ってね。
ほぼ同じような文面のメールがもう1通。
封を切ってから1~2秒で臭いがしてきたため、すぐさま『鉄腕Dash!』の公式サイトを掘り出して情報をあさってみたところ・・・・
実験そのものがうそっぱち
で、当のTV局側も困惑しているとの記事。よくよく考えてみれば、TV局がチェーンメールの引き金をひいて国内の通信回線をパンクさせたとなれば、ダイオキシンどころの騒ぎではなくなるのでわないだろうか?


そこで、すぐさまそんな実験なんて無ぇという旨のメールを返しておいた。所要時間約5分。
やれやれ、寸手のところでわしもだまされるとこぢゃったわい。くわばらくわばら。恐るべしはTVの名前よ。
事が済んだあとで例のメールをざっと見てみるとCC(カーボンコピーを送った人)のところにざっと10人。本文のところには、今までに経由してきたと見られる人たちのアドレスがズラ~っっ。軽く1000人、いや間違いなくそれ以上いる。
そんでもって、アドレスを見てみると・・・・プロバイダに個人契約してネットをやっている人たちはもちろん、企業のものと見受けられるアドレスが勢揃い。しかも部署単位で名を連ねている。
企業の名前を見てみれば、それぞれの分野で最大手と見られる企業やそのグループが並んでいる。
そういえば、いつぞや議員の事を「背広を着た幼稚園児」と評したどっかの都道府県知事がいたが、例のメールに加わった人たちも、間違いなくネット上ではその類に入る。最近は携帯やPHSでも、最近はメールも手軽に送る事ができるので、同じような事が言えるかも。
企業では、ネットの利用を禁止するところが増えつつあるそうだが、これでは無理も無い。車だとか刃物のように、人の命がどうのこうのといふ所まではいかないが、ネットもそのままではある意味危険である。しかし、5秒程じっくり考えてから使うようにすると、ドル箱にも4次元ポケットにもなるというから不思議。
インターネットを使う前には、ちーとばかし勉強をしておいたほうがいいのだが、一日にコンスタントに100通くらいメールが来るようにならないと、さすがに勉強する気にはならないかなぁ?
インターネットが拡がりだしてからまだ4~5年くらいだろうか? 果たして人は何年ネットに触れれば「チェーンメールは必ず無視」といったお行儀を身につけられるのか、人文・殊に人間の行動科学を専門にしている教授の皆さん。これをテーマに研究してみるのはどうっスか?
その結果がわかるまで、あるいはネット上のお行儀が広まるまでは、「藤原博文の館」をみて、自習して下さいな。
(追記)これをWeb上で公開したその日、またメールが届いた。
なんと、「学校へ行こう」という番組の実験の名をかたったチェーンメールが出回っている・・・ということである。詳細は「学校へ行こう」の公式サイトにてどおぞ。
また、この手のチェーンメールは、E-mailのみならず、J-PHONEの”Sky Walker”上でも猛威を振るっているとのこと。こっちの方はJ-PHONE(東京)のサイトに情報があります。(5/31)
Rec:1999-5-25/Mix:1999-5-27