Thick pieces of pork

[image]
翌朝からの田植えに備え、移動の車中で腹ごしらえにかかる。
どのような経緯があるのかまではわからないが、新潟県内、殊に中越で手に入る駅弁には牛や豚などの肉を使ったものが多い。上越や新潟市内あたりでは魚介を使ったものが多数あるのを知っているだけに、この傾向は意外といえば意外。
普段は予め東京駅で深川めしを買い込むか、途中の越後湯沢で駅弁を買うことが多いが、今回はほぼ綱渡りのスケジュールも相まって、車内の売店にあったもち豚と舞茸の弁当を選ぶ。以前から少々気になっていたが、なかなかお目にかかれずにいた。


最後の1つを買い求め、新幹線が大宮を抜けて自由席の人の流れが落ち着いた頃合いを見計らって蓋を開ける。
うれしいことにこの弁当は、東の弁当にしては味付けが控えめに仕上がっている。味の濃い弁当が並んでいる中にあって、貴重。
この品、JR発足20周年記念として作られたということになっているが、定番化されないだろうか。是非してもらいたい。