仕事を終えて国立駅に戻ってみると、週末から動き出すことになっているはずの高架駅舎に明かりが入っていた。
よもや予定繰上げでオープン…ということはあるまいかと駅構内の地平ホームから見上げてみると、電光掲示板には「調整中」の文字。どうやら最終テストの真っ最中らしい。駅構内も仮設の壁が取り払われて階段部分が見えるようになっており、遮るものはフェンスのみ。

その割には人影らしきものは全く見当たらない。
国立駅付近の線路にはやたらと大きな袋が多数詰まれており、周辺の斜面も坊主頭よろしく綺麗に草が刈り取られていた。新しい駅舎への切り替え作業に取り掛かる準備はほぼ出来上がっている様子。
…もっとも、今回出来上がったのは駅の南半分だけだが。