Converter

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実家に着くなり、作業開始。
別のパソコンに接続されたままパソコンごと塩漬けとなっていたレーザープリンタを、現役で動いているパソコンに繋ぎ直す作業である…が、このプリンタはまだWindows Meが出た頃のもの。USBがようやく普及の軌道に乗り始めたあたりの製品である。当然というか、パラレル接続だ。図体相応の値段がしたらしい。
しかし昨今のパソコンは外部機器にはUSB接続のみ、というものが多く、実家で現役で稼動しているパソコンも付いているのはUSB端子のみ。Windows XP用のドライバは配布されていたが、これでは接続できない。


…ということで事前に調達しておいた変換ケーブルにて半ば強引に接続。
続いてプリンタの印刷具合の調整。そのままの状態で印刷してみたところ、ほぼ2~3年丁重なる放置状態だったこともあって左端のトナー掠れのほか、白黒、カラーともに全体的に色のノリが薄い。色の薄さはトナー帯電ワイヤーの清掃で快復したが、トナー掠れは掃除を繰り返しても直らない。
掃除できそうなところを掃除しても直らなかったところをみると、内部で印刷用の原版を作る感光体ユニットが部分的にイカレてしまっているとみえる。感光体ユニットを中から取り出してみたが、外見上は特に変わったところはなし。応急処置として、印刷イメージを強制的に180度反転して、トナー掠れが右端にくるように細工をしておいたが、果たしていつまで持ちこたえるだろうか。
もともとこのプリンタは米の申込書等、比較的まとまった数の印刷物の作成にと用意されたものだが、つかってやらなければただのでくの坊だ。コンビニのコピー代も馬鹿にならない。

数日前、今回使用する変換ケーブル購入のついでに電気屋でレーザープリンタの品揃えを見てきたが、白黒オンリーで支障なければインクジェット並みの大きさのお手ごろな値段のものが結構転がっている様子。実家での利用状況を考えるとそれでも事足りるような気もするが、新規購入とどちらが安上がりなのだろうか。