出先でのブドウ糖補給は行動範囲内で出回っている種類を一通り押さえたようだ。よくぞここまで続いたものだ。
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各地で重油やガスを焚きまくっているためか、熱波が収まる気配をみせない。自家製おにぎり投入はもう少し先になるだろうか。
かねてから工事が続いている神田の高架橋。新幹線が行き来する真上を、悠然と架橋装置がゆく。新幹線の線路上はあらかた架け終わったらしく、やたらと大きなアーチ状の物体が神田駅前後に出現した。大蛇の歩み、もしくは匍匐前進。
普段は終電後の丑三つ時に工事をやっているのか、動いているところを見たことは今までないが、それでも気がつくとそれなりの形の物体がそこに出現しているから大した物だ。ひょっとすると年度内には主立った構造物は粗方出来上がっているのかもしれない。
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神田駅前後に空白地帯らしき空き地が残っているが、そこは資財の搬入が一段落してから組立にかかるのだろうか。
…そこ以外に作業用の出入り口はなさそうだ。
電子レンジ用の卵焼き容器を本格稼働させる。
一旦加熱してからかきまぜ、もう一度加熱して型押しすると、卵焼きの形状をしたものが出来上がる、という触れ込み。夏場にあって火気を使わずに調理ができるというのはありがたい。
卵とダシと片栗粉を適宜混ぜ合わせ、お玉で適宜分量を量りつつ、レンジ内の火の通り具合と睨めっこしつつ、卵焼きを仕立ててゆく。
一応のマニュアルらしきものは箱と本体に書かれてはいるが、生物が相手なので使い勝手は手探り。放っておくと火がまわりすぎて容器内の卵がマシュマロよろしく豪快に膨れあがるなど、電子レンジの10秒単位のタイマーでは熱の入り具合を制御しきれず、計時の途中で手動介入することも。
何度か「焼いて」いるうちに、ひとまず生焼けにならないギリギリのタイミングを見いだすことができた。
おかげで今日は 大量 卵焼き。お弁当に入れつづけても、軽く1週間分はある。次回以降も、少量づつだが作ってみるとしよう。
今回は私の趣味で砂糖無しのだし巻き卵にしたが、今度暇をみて、嫁の実家の伝統でもある砂糖入りの卵焼きでも試してみるとしよう。砂糖が入っていると、それなりに加熱のタイミングが変わって…くるのかどうかはやってみてのお楽しみだ。
病院からの帰り道、三鷹の駅構内で妙なものが目に留まる。ドーナッツに乗ったソフトクリーム…かなり甘そうだが、献血にお袋の見送りにと方々を行き来した後ならそれなりに効きそうだ。
ものは試しに1つ頼んでみると、程なくドーナツとソフトクリームが盛られた紙の皿が出てきた…アイスは冷たく蒸し暑い夜にはよく効くが、手は熱い。少なくとも揚げではなく焼きドーナツとみえ、焼きたてが出てきたのかは定かでないが、この組み合わせは癖になりそう。
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溶けないうちにと急いで食べようとすると、お約束通り頭痛となった。
お袋を実家に送り出し、予約していた献血も無事終了。
あとは嫁のいる病院に寄っていくだけだが…お約束通り高円寺の踊る阿呆に吸い寄せられた。自宅と仕事場と病院の行き来だけでは息がつまってしまいかねない、と今年も見る阿呆を決め込み昨年同様、演舞場のスタート地点、中程、ゴールを順に見て回る。
昨年の地元ケーブルテレビの阿波踊り中継がパソコンに録画してあるので、面白そうなツボはある程度予習済み。ひときわ沿道の拍手が大きくなる連は、昨年のビデオでも特徴的な踊りをする連として紹介されていた。
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昨年、初めて見た時の芸術的なはじけっぷりとその衝撃はよく憶えている。その時のことを思い出しつつ、その日と同じ店で唐揚げを調達したら、充電完了。
オチ代わりに萌えと正統の二本立てポスターを拝んだ所で、病院に出発。
嫁を見舞いに来たお袋は東京駅から帰りの新幹線に乗っていった。
昼一の出発は存外に早い気もしたが、夏の混雑で切符を取るのも一苦労、では致し方あるまい。
朝から洗濯ものの片付けおよび、弁当のおかずの仕込みをそそくさと済ませて駅に移動し、エキナカでお土産を調達しつつ早めの昼飯。しかしこういうときでもそれなりの贅沢をしていこうというのだからちゃっかりしている。
今回のエキナカ食堂は、実家近辺では東京駅構内の代表格としてよく紹介されているという。お袋にとっては願ったりのハヤシライスだったようだ。
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さて、この後に控える血の売り込みと、病院立ち寄りまでには少々時間がある。早めに献血および付帯する検査の類を終わらせておくにしても、1時間少々の余裕。
たまには、エキナカのお散歩…と思い立って程なく、書店に積まれていた本に目が留まる。最近その存在の証明に大きな進展があったという「神の粒子」を解説する本だ。
普段滅多なことでは本を買ったり読んだりはしないが、今回は何かにくすぐられたらしく、エキナカで1時間の休憩の間に斜め読み。暫くの間、好奇心をそれなりに満たしてくれそうだ。
免許の更新に出る。何事もなければ例年通り夫婦で更新だったが、只今長期入院ほぼ確定のため今回はおひとりさまだ。まあ、今年度中に退院できれば万一失効してもなんとかなるようなのであまり気にしていない。諸手続で平日に更新を行うことになったため、今回は車で免許試験場に乗り込む。そこそこ人は入っていたようだが、どういうわけだか駐車場から会場に向かう方々の中には優良講習に入る率が低い気がする。謎だ。
前回よりICカードの限定中型免許となっていたが、今回また変更があった様子。今までは空欄になっていた本籍欄が取り払われていた他、免許症の裏面には臓器提供意思表示の欄が設けられていた。ご丁寧に、窓口で目隠しシールも配布されている。
このところ免許証の表面は表示される情報にどんどん蓋がされていっている様子。次は何に蓋がされるか…ひょっとすると大半の情報がICチップの中に格納されて…いるかどうかは定かでない。
今回も免許試験場に献血車が陣取っており、お誘いがかかったが、生憎成分献血の予約済み。
手続きが終了したら、病院に直行だ。
毎度おなじみ小腹の友となっているあのパン、よもや市中に期間限定品までは出ているまい…と思いきや、思わぬ所に転がっていた。東京メトロの地下売店に、夏期だけ出回っていることになっているメロンクリームのパンがあった。
地下の売店は店先のストックの量こそ少ないものの、意外と出先の自販機よりも種類が多い。
…23区内の至る所で売り出していれば、それなりのスケールメリットも出てくるか。
滅多に利用しないこともアリ駅のホームの売店にパンが置いてある…というのには気付かなかったが、コンビニ化した売店が増えている流れをみると、ありえない話ではなさそうだ。