「実況中継」カテゴリーアーカイブ

Greed

葬式からの帰り道は、嫁の実家に香典返しを届けるのも兼ねて信州経由。
夏休み前の集中工事は上信越自動車道にも及んでおり、高速道路らしからぬ片側交互通行となっていた。1000円祭が終わっていたのと、久方ぶりに高速道路並みの幅の国道18号を走ってみるのもよかろうと思い立ち、上越で高速道路を下りてみたはよいが、やはり一般道は一般道だった。交互通行の待ち時間が15分だったことと、平日の上信越道本線が空いていたことを加味すると、どちらが早かったのだろうか。

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Exit stage right

一連の葬儀の翌日、葬儀屋が香典返しの余りの引き取りにやってきた。この場で出番がなくとも、すぐに別の葬儀に転生できるようになっているのはお約束。
入れ替わりに請求書がやってきた。今後の参考にと親父殿から見せてもらったが、結構な金額である。しかし世間様の相場や祭壇の規模感からみればなかなかの良心的な価格、とだけ書いておこう。銭がどうのこうの、という話でもないし、気合いを入れて奮発、という話でもない。
準備の際に取り外した障子戸を一通り室内に戻し、掃除と荷物の片付けを終えたら長い帰途の始まりだ。行きは東京から関越回りの一足跳びだったが、帰りは嫁の実家に香典返しをもっていくことになったため、長野回り。しかし下り有磯海SAでの昼飯はきっちり行路に組み込んである。

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Successfully end

途中寄り道で黒ネクタイを調達しつつ、実家には納棺1時間前に到着。
着替えを終えて仏間に向かうと、丁度納棺の準備が始まった。葬儀屋が機材や祭壇を準備する一方で、お寺さんも到着。病院に担ぎ込まれたいつもの住職に変わり、納棺の読経は若い尼さんが受け持つ。数年前から助手として葬儀の場に出向くこともあったという話だが、期せずして今回がデビュー戦と相成った。
「なんとかなるでしょう」
玄関先での葬儀屋との会話が聞こえてきた。気合いは十分。親族一同、余り心配はしていない様子。

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Make do

前日のうちに週の後半の食材諸々を調達し、あとは出発あるのみ。
礼服一式はあるにはあるが、黒ネクタイが老朽化でお釈迦になってしまわれている。この際それなりにしっかりしたものを買い込んでおくのもよさそうだ。幸い富山市内に紳士用品を調達できる店がいくらか並んでいる。立ち寄る時間を含めても納棺までには十分間に合う。
荷物もろもろは前日のうちにまとめておいたものを鞄ごと車に移し替えるだけ。おむつ替えなどで少々出発が遅くなったが、まあどうにかなるか。

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Que sera sera(cont.)

実家の年寄りにお迎えがきてから一夜が明けた。
不寝番は最近夜勤続きの妹および床か変わったためかあまりよく眠れなかった嫁が丑三つ時を引き受けてくれたこともあり、滞りなく進んだ。
早朝、嫁と入れ替わりで仏間に行ってみると、伯父が熟睡中。親父殿と伯母と伯母も休憩中の様子。お約束とはいえ、不寝番は体力に響く。
そのまま丑三つ時の面倒を見ていただいた皆様が起きるまで、不寝番に入る。

お昼前、皆様が一通り仮眠から目覚めたところで一旦帰京。

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Que sera sera

朝イチに親父殿の元に入電。容態急変の報だった。
朝飯もそこそこに親父、嫁、娘共々年寄りのいる特養ホームに向かうと…年寄りは10分前に叔母に看取られて息を引き取ったところであった。

実家に到着した翌日は頃合いをみて見舞いに行こう、という話を親父殿としていたばかりだったが、そんなオチはありかという気すらする事態。話は迎えにいくとはいうが、こういうお迎えに繋がろうとは少なくとも親族筋では誰も予想していない。

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Vertical scroll

先週草刈りで富山の実家へ赴いたばかりだが、今週も富山の実家行きと相成る。
実家の年寄りのお迎えが近いとの報を受け、そう遠くない頃合いに訪れるであろう葬式の準備に向かうのだ。最後になるかもしれない顔見せも兼ねて、嫁と娘も連れて行く。
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いつものペースならば実家へは仕事が終わってからでも新幹線に飛び乗れば実家の面々の活動時間帯に十分収まる範囲で到着できるが、さすがに娘を連れた状態となるともう少し早めに到着しておきたい。今回は仕事場は午後に休みを取って早めに出発。いつも仕事が終わる時間帯には越後湯沢まで到着。このペースならば実家到着後にも娘を風呂に入れる余裕を見いだすことができる。

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Drippy

数日前、突如エアコンからの水漏れが始まった。運転開始後5分と経たないうちに吹き出し口の中央および向かって右端からの水漏れとなる。さらには運転終了時にどこかしらに溜まっていた水が一気に出てくる。水も滴るよいクーラー…と感心してもいられない。早速交換と相成った。
このご時世にあって比較的多めの電力を消費するものの代表格として嫌われているエアコンではあるが、消費電力が少なくなる新型へのお取り替えとなればそれはそれで喜ばしいことである。

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Remote access

仕事場では夏期の節電対策と称して、部分的な在宅勤務のための準備運動が始められている。そのためのツールとして、自宅から仕事場へのリモートアクセス用の起動ディスクが配布された。
中身はなんのことはないFedoraの起動ディスク。これを使って自宅のPCをシンクライアントとしてでっち上げつつVPN経由で仕事場のPCに繋がるようにしてしまおう、という寸法だ。先日試しておいたKnoppixで自宅のPCではCD起動型Linuxの類が使えることは分かっていたので、早速仕事場への回線を開きにかかる。

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It’s hard to call on

諸事情という程でもないが、先週に引き続きまたまた列車での富山行き。
バージョンアップしたJRの発券により「北陸フリー切符」が自動券売機でも買えるようになったはよいが、指定券予約に一癖あり。

今回も、早朝に指定席のネット予約を済ませ、仕事帰りに自動券売機のもとへ。
券売機での北陸フリー切符購入は大したことはないが、今回も問題はこの先の指定席券の発行にある。行きも帰りも新幹線と在来線特急ともに指定席の予約は取れたが、果たして発券はうまくいくか?

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