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新旧PC間のデータのお引っ越しが一通りおわり、新PCもようやく本格稼働できるまでに至った。極力標準で備わっている物で済ませ…ようとしたが、既にアプリケーションは最低限必要なところまで絞り込まれてしまっており、結局削ったのは壁紙を定期的に入れ替えるアプリのみ。その他は見かけ上旧PCから引き継いだことになっているが「64bit版に総取り替え」である。
アプリケーションはまたインストールし直せばそれでよいが、存外に痛かったものが2つある。バックアップ取得で定期的に走らせていたDOSバッチファイルと、WinAMPの画像表示まわりだ。


DOSのバッチファイルにはあまり複雑な作業はさせていないつもりでいるが、Windowsの内部のファイルの置き場所や格納の仕組みがXPの頃と全然違っている。
XPからVistaをすっ飛ばして7のSP1にまでバージョンを上げたのだ。それなりに大きな差分があっても驚くほどのことではない。どこがどう変わったのか等を、内部を手探りでファイルを探しつつ、バッチファイルの中身を調整。ひとまず定期バックアップが取れるところまで落ち着いたようだ。
もう一方のWinAMPは、デフォルトでそのままでFLVを再生できるようになったのはありがたいが、同じ要領でMP4形式のデータを再生しようとすると、頼んでもないのに4倍近い速回しとして再生される。MP4形式の再生に必要なツールは一通り入れておいたはずだが…
Windows 7からそうなっているようだが、動画の再生に必要なライブラリの類は、これまで私が自前で調達してきたものとは別に、Microsoftの純正品が標準で組み込まれている。お約束と言ってしまえばそれまでだが、バッチファイルの時と同様にWindows内部の設定を調べてみると、こちらで組み込んだ動画再生用ライブラリはすべて無効になっており、Microsoft製ツールが有効となるように設定が入っていた。こちらも設定を切り替えることで、無事に動画は元の速度で再生されるようになった。やれやれ。

「運用開始」には漕ぎつけたものの、「完了」にはまだまだ程遠いとみえる。