帰省復路の後半戦は諏訪から南下し富士見付近に到着。交通量は普段よりは多めだが、まだ路面には余裕あり。時間帯が時間帯だったからか、混んでいたのはサービスエリアくらいであった。八ヶ岳が顔をのぞかせる…が、小さくみえていた八ヶ岳は瞬く間に大きくなり、脇へと消えていった。
小淵沢付近までくると、今度は富士山の登場。甲府ICまでは起伏と下り坂が入り混じり、何度か富士山を捕らえることのできるポイントがあるにはあるが、この先の須玉で一気に交通量が増え、渋滞のようで渋滞でなさそうな、何とももやもやした車列が続くためぼちぼち山並みを眺めているわけにもいかない。

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帰省の復路はある意味最大の難所、このあとまもなく渋滞が発生することになっている小仏トンネルにまで到達した。
渋滞とはなっていなかったが、トンネル内部の登り坂、カーブ、入り口直前での車線数減少が相まって速度が一般道路並みにまで遅くなっている。予報通り、間もなく渋滞が始まりそうな感触である。
前後の区間で登坂車線を付け足すなどの工事が行われたが、トンネル出口まで登り坂が続くこのトンネルの構造を物理的にどうにかしない限り、渋滞の解消は難しいような気がする。

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比較的長かった割にはあまりそのような実感が湧かなかった年末年始の連休も、本日で終わりである。今まで1/5まで休んでいたことに慣れていたからだろうか。いずれにせよ、出発となる。
信州の朝はいつもどおり放射冷却日和となっており、外に置いていた盥の水は見事に全面結氷である。さすがに信州某所のように寒さでコンクリートが割れるようなことはないが、寒さは身にしみるを通り越して、あまり感じないレベルである。

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帰省復路は前半戦ラストスパートの姨捨サービスエリアに到達。親不知前後で軽めの吹雪のようなものはあったが、上越から上信越道に入ると天候は一変し快晴。懸念された信越国境の大雪も行路を遮るには至らず、存外に早く坂を上りきろうとしている。
眼前に見えるはつい今しがた通過したばかりの千曲川の橋。そこからの高低差は軽く300m。毎度のことながら随分高いところまで来てしまった。

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帰省復路はよく有磯海SAに立ち寄る。毎度毎度面白い料理を出しており、ちょっとした旅の楽しみとなっている。
今年の作品は、地元食材を織り込んだ薬膳である。薬仕立てというテーマがまた富山らしい。
全体として薄味となっており、自分にはちょうど良かったが、少々世間様には味が物足りないような気も。単に味を足すと薬膳から外れてしまいかねないので、紫蘇や葱など香りのあるものを加えるとさらに良さそう。

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今日の晩飯は、古代米の入った焼き鯖寿司。
実家近所の鯖寿司屋が大和のデパ地下に店を出しており、思いがけず見つけてしまった。何年か前に高島屋の催事コーナーで見つけて以来のご対面。

古代米を混ぜて炊いたからなのかは定かではないが、どことなく粘りと重みが普通の米より少々強い。肉厚の鯖に負けないボリュームである。
この店の焼鯖寿司、そんじょそこらの品と違って生姜を間に挟んだり上に乗せたりはしていない。余程鯖の鮮度に自信がなければできない芸当である。

初詣の帰りに、大和の初売りに出る。新店舗移転直前以来となる。
店内は大混雑。移転の効果が出たのか定かではないが、旧店舗での初売りでもこれほどの混雑は見たことがない。
地下に入ったパン屋には以前と変わらず「昆布入りのナン」が置いてあった。富山でしか手に入らないこの代物、レジの前に行列ができていたがその中の殆どの方が１つ２つは買っていた。レジの列のそばでは仕込みの様子が見えるようになており、丁度ナンの生地を適量に取り分けているところであった。

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実家ではどういうわけだか初詣の習慣が無く、昨年出てみた初詣が生まれて初めてである。どうやら昨年度は大きな事故病気ともなく、無事だったうちには入った様子。
というわけで、という程のこともないが今年も芦峅寺の雄山神社へ出向く。
自宅付近を出る頃は大したことも無かったが、山を登るにつれ雨から霙、霙から雪に変わっていったが、年明け二日ともなるとこれといった渋滞も無く、駐車場の入り待ちもなし。まだ２年目だが、いい場所だ。

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この記事の書き込みがタイムスタンプ通りにうまくいっていれば、少なくともauのおめでとう規制は 適度に緩和されて安定領域に入っているに違いない。
少なくとも、実家の屋内においては私以外起きている人間はいなくなった。予め仕入れておいたスパークリング２本が効いたのだろうか。
あと７～８時間後には我が家の新年が始まる。グラスの飲み口を軽く洗った後で、皆様に毛布をかけて回るとするか…

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