Fire-sale price

モノを作ったり、サービスを提供したりするには、相応のコストを要する。
無駄な努力を省くなど、適切な工夫により適宜引下げは可能だろうが、それでも限界点は存在するはずだ。天然ものの食材とて、探す手間は必要だし、市中に出回るフリーソフトの類も、作る手間くらいは存在する。
急激な値下げは、それまでの価格が実体を伴っていなかった、言い換えればぼったくりだったか、必要なものまで削ってしまっているかのどちらかであることが多い。


目先の値下げに飛び付くと何が起こるか、それを教えてくれたのは、他ならぬ姉歯物件と、某国からの輸入食材と、ボーダフォンのハッピーボーナスたった。
裏付けのない値下げは、程なく破綻するか、もしくは既に破綻している。