実家へ出向くと、パソコンまわりの面倒をみるという仕事が降ってくる。
今回は、実家の農作業に関わる面倒を引き受けているデスクトップと、妹の練習台になっている中古のノートの面倒をまとめて見ることになった。
デスクトップの方は、まともに起動できず、そうなる以前からも挙動不審なところがあり、さっさと再初期化してしまった。この辺りは過去に何度もやったことがある。機種が変わっても、手順に大差はない。バックアップデータもあったため、問題なく終了。

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沖縄とその外は結構な距離がある。実質移動手段は空路のみ。回数は少なくても相応のマイルがたまる結果となる。
ANAの方は、航空券以外にも適当な品物に交換できるので特に問題はないが、JALのマイレージは曲者だ。航空券以外の用途が極端に限られている。
どうやら、空路に充当するのが手っ取り早い様だが…気流の乱れに付き合うのは暫く遠慮したい。

続々と、沖縄の旧住所宛に届いた郵便物が届きだした。
21世紀に入り通算５度目の転居になる。長野、富山、新宿、烏山、沖縄と移り住み、再び都内だ。
勿論、転居の度に住所変更等の諸手続をしているのだが、これだけ各地を転々としていると、郵便物が無事自分のもとまで届いているかが気になる。今となっては昔の事だが、２重３重に転送されてきたものもあった位だ。ひょっとしたら迷子になっているものもあるのではなかろうか。

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今日は北陸の冬にしては珍しく青空が顔を出す日。東京へ戻るべく列車に乗り、魚津駅を少し過ぎた辺りまできた。ふと海の方をみると、ぼんやりと山並みらしきものが見える。
運良く蜃気楼に出会えたのか、はたまた例によって正月のお屠蘇気分がまだ抜けていないのか…？　天気予報を見ておくべきだったかもしれない。

幼い頃何度か行ったことのある、魚津ミラージュランドの観覧車。よく見ると、人が乗るゴンドラがついていない。
冬季休業中のためなのか、はたまた…？

実家の、高校時代まで勉強部屋として使っていた一角にはいろいろと眠っている。
CDと文庫本の大半を手放したため、かなりすっきりしたのだが、まだ大学時代の遺物が若干残っている。今では全く使わない教科書に、日用品とスキー板。
その中から、電動鉛筆削りと、風呂ポンプに、保温鍋を引きずり出す。
早いところ使い倒すなり、売却するなりして、全て成仏させねば。

毎年１回、正月になると親父は秘蔵と称して珍しい酒を出してくる。
今年は桐箱に入った焼酎だった。頂き物らしい。
名前からして仰々しい。松永安左エ門翁、といったか。壱岐の酒だ。
いい香りがする。焼酎独特の臭さがない。それでいて、結構な強さだ。ラベルを見ると、43度。
珍しくロックで２杯。良く酔えた。

お屠蘇気分もそこそこに、早速GIMPを使ってみる。
ひとまず、このサイトで使う写真の加工は出来るようになった。
が、今までPaintshopに慣れていたせいか、操作がおぼつかない。
慣れるまでにはどの位の期間を要するのかは不明。

時計回りに…
・煮物と昆布巻き、酢蛸と浅漬け、デザートが適当に盛られた皿。
・雑煮。擂り身、牛蒡、厚揚げの入った汁は薄味で、年越しそばのつゆも兼ねている。餅は焼かない角餅。
・お屠蘇。
・黒豆。
・酢の物。
実家の正月は、こうして始まる。物心ついた時から、既にそうだったかもしれない。