無題 Global Standard

スミノフアイスを飲みながら、ここまで沖縄で見聞きしたものを適当に並べてみる。
・場所や道順を訪ねられると、大半は目的地への距離とは無関係に「歩いて15分」と答える。
・独身者のみならず、それなりの相手がいる人にも地元の方と結婚し、沖縄に永住することを強く推奨する。出身地は不問。
・出勤して始業のベルが鳴り、最初にすることは弁当を食べること。
・自衛隊は「にほんぐん」と読み、忌み嫌われている…はずなのだが、離島の救急医療で大活躍している。


・身体若しくは名前の読み方に沖縄固有の特徴がない人間は、観光客と呼ぶ。
・マクドナルドの客層の約半分を老人が占めている。
・弁当屋の弁当の大半は厚切りのSPAMの類が入っている。おにぎりにも入っており、よく売れているという。
・県外に就職口は多数あるが、浪人してでも県内での就職を強く希望する。
・子供は、結婚より先に準備しておくもの。
・沖縄が長寿県というのは昔の話で、既に長野県にその地位を譲っている。
・来る者は拒まず、去る者は断固引き留める(ふりをする)
・SPAMの類は、大半が北米もしくは北欧からの輸入品。しかし、北欧ではそのようなものは殆ど食べないという。
・原付は2人以上で乗る物。
・バスはアクション映画ばりにドリフトで交差点を曲がるもの。ひょっとしたら単なるスリップかもしれないが。
・タクシーは80km/hがデフォルトの速度。
・雑誌類の発売日は表示よりも1週間後
・国際通りの通過に要する時間は、バスよりも、タクシーよりも、徒歩が断然早い。モノレールならもっと早い。
・沖縄でケータイというと、ドコモ、セルラー、アステルのどれかを指す。auは知名度が今ひとつ。Jフォンは使い物にならないらしく、街から看板が消えた。一方デジタルツーカーの看板を付けたタクシーは今も若干見かける。
・成人式には、出身校別に派手な色の羽織袴に身を固め、適当な改造車に乗って那覇市中心部を目指し行進する。適宜一気飲みし、適宜警官隊と睨み合い。
・犬は犬種を問わず放し飼いにしておく。
・不発弾はかなり多機能なものであり、物干し竿としても使える。ペットとして飼う人も若干いる。市役所に保管されていたものもあった。
・無認可保育園こそが真の保育園。
・漫才も、沖縄県出身者が演じると立派な郷土芸能になる。「紅白歌合戦」の出演者は、当然沖縄県出身者で占められている。
・喫煙は小学4年生頃より可。飲酒も中学位からで問題なし。開始が早い程立派な自慢話になる。
・OCN=ケーブルテレビ。
・飲酒はビール缶1本までなら運転可。シートベルトは無用の長物。
・来年度より大学で良識を教えることになった。
この島に慣れるには、まだまだアルコールが足りないのかもしれない。
もう1本適当に飲むとするか。