早朝出発。京へ行く。
東海道新幹線乗車時には毎回登場のコーヒーとサンドイッチとNHKラジオではあるが、今回はラジオのボリュームは控えめで参考書を広げつつ到着までのひとときを過ごす。
某お受験の本番まであと約半月。追い込みの足しになるかはさておき。
嫁と娘はご近所のバレーボール大会で終日外出。ムスコと留守番…では1日もつわけがないと踏んで当初の予定通り電車三昧の外出とする。手始めに南武線→京浜東北線→横浜線と乗り継ぐ。
これでまたムスコがお腹いっぱいとなるかはこの後のお楽しみ。もちろんこれは序盤戦。
ムスコとの電車道は続く。
横浜からは東海道線→工事中の品川新駅経由→旧新橋停車場。乗ってきた電車と離れたその場所が昔の駅とはにわかには信じがたい様子のムスコではあったが、地下から顔を出すレールなどに納得の様子。
引き続きムスコと留守番を兼ねた電車道。旧新橋停車場をぐるりと見物しつつ、中の展示も見る。現在年長さんのムスコにはまだまだ難しい内容ではあるが、再現展示などで昔の駅の雰囲気は感じ取れたようだ。スタンプラリーのようなものをやりつつ、次の目的地に向かう。
まだまだ続くムスコとの電車道は昼飯も電車三昧。
新橋→山手線→東京駅と移動し、新幹線容器の駅弁2種を購入し、駅構内で昼食。
そして東北新幹線→ニューシャトルと乗り継ぎ大宮の鉄道博物館へ。ここからが本番。
鉄道博物館到着。入館には手持ちのSuicaも使えるらしいが、今回は往復乗車券付きクーポンの利用により、専用のカードと引き換え。早速あちこち見物開始。自分にとっては懐かしくもありムスコにとっては新しくもあるものが多々並ぶ構内にあって、目移りする必要は多分ない。
おやつの時間を過ぎてもまだまだ親子で鉄道博物館。
よほど気に入ったのか息子は時間を忘れたらしく、おやつをねだる様子が全くない。こんなことは今までにない。
勢いそのままに本館のみならず、外の展示、別館の絵本コーナーにその間のミニ電車など、年齢相応に楽しめるコーナーは一通り回ったかもしれない。博物館というよりは、細長い敷地を端から端までお散歩…である。残りは新館開館か大きくなってからのお楽しみ。
ムスコとの鉄道博物館は結局夕方近くまで滞在。今回の往復乗車券付き入場券セットの記念品などもいただきつつ、帰りに上越新幹線の2階からの眺めを堪能して帰ると、折からの人身事故復旧待ちもあって帰宅路は既に日暮れ。
信州へのお子様送り届けからの帰宅を待ち構えていたのは、偶然手に入ったというスタバのプリンであった。
このプリン、品切れ続きの中にあって、息抜きに出かけた嫁がタッチの差で手に入れてきたものだとかで、カスタードとチョコレートのシンプルな一品ではあるもののまだまだ祭りが続いていそうな感触。
今夜はお土産の駅弁、ワイン2種、サンドイッチと共にいただく。山辺の山ブドウワインといい、偶然の産物揃いの晩飯ではあるが、今回も「月見五味めし」にはお目にかかれていない。
割と古い時期からあったような気がしなくもないが・・・