「車窓から」タグアーカイブ

To hospital

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嫁の転院日当日。

道すがらアメリカンドッグの顔に眉を書きつつ中央自動車道を西へひた走る。以前にも東名でやったこともあり、現物を見た瞬間に直感的に手が動いた。これをやらずしてこのアメリカンドッグを買う意味はない…というのは気のせいか。

今回は妊婦を丁重に搬送、というお仕事でもあるので、休憩をまめに取って山を登る。途中八ヶ岳の麓の東屋で一休みとしたが、そういえばこの場所、以前は娘と3人で来たような気が。
嫁と二人…というのがこの先暫くないことを考えると、もう少しゆっくりと走ってもよかったような気もするが、今回はさっさと病院に入ってもらった方が吉。心は鬼だ。

Give it a shot

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何かの拍子にふと思い立ち、道すがらのコンビニで助手席に水のボトルを置いて「腕試し」をやってみることにした。これ即ち「コップに入れた水をこぼさずに走る」の変形で、原点と違って私に峠攻めの趣味はないが、ゆくゆく妊婦や赤ん坊を乗せる際には結構重要となる。
詰まるところ、急発進、急ハンドル、急ブレーキとなっていないかのチェックだ…と半ば面白半分でやってみたところ、ボトルの置き場所が悪かったためか、最初の発信時に早速ボトルごと倒れた。狙ってはいなかったが、見事なまでのお笑い草である。

改めてボトル本体が安定し、かつ自分でも水面の様子がよく見える場所にボトルを置き直して自宅までを走ってみたところ、液面の変化は予想よりも穏やかであった。良い意味で期待は外れたらしい。

それ相応の速度で車の流れには乗せつつも、同乗者と燃費にはやさしい運転でありたいものだ。

Treated

娘の誕生日、およびいつもにも増したおてんばッぷりを見届け、帰路につく。

丁度登山シーズン真っ只中らしく、松本駅は自由通路にリュックが並ぶ大賑わい。そのためか、駅構内の食材は空っぽとなっていた。弁当はおろか、おにぎりやパンすらない。これはどうしたものか。

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その状況は列車の中に入っても同じで、車内販売は途中の小淵沢で補給が入ったにもかかわらず既にカラ。残っているのは信玄餅とコーヒーと酒が若干…と言った有様だ。

結局、晩飯にありついたのは都内に戻ってからだった。閉店間際のエキナカで秋刀魚の蒲焼きと味噌串カツがタイムセール価格で手に入ったので、これはこれでよしとすべきか。

Eat seasonally…?

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嫁の実家へ「長い夏休み」を過ごしている娘の誕生日を祝うべく列車に乗り込む。到着するなりお転婆娘が手荒く歓迎するはず…と予想し腹ごしらえにかかる。

どうせなら、とエキナカで松茸と栗のおこわを仕入れ、牡蠣フライに鯨入りのすり身揚げも付ける。普段からすると若干ボリュームは多めだが、これだけ精をつけておけば娘の突撃にもそれなりにも対応できるだろう。

そういえば、鯨の旬はいつだったろうか。そもそも旬があるのかは定かでない。
アルコールは後の楽しみに取っておくとして、暫しの休息…

In good time

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世間様では私の誕生日、ということにはなっているが、誕生日らしからぬ慌ただしさだ。出張のスケジュールがめまぐるしく変わった果てに、中止。前日のうちに出張用にと整えていた装備を改めて整え直し、いつもより少し遅めの出勤と相成った。

せっかくなので、と特急に座り、コーヒーもつける。出勤時間も特急を使った分、少々余裕ができた。

今日ぐらいは、普段やらないことをやってみるのもよかろう。
かけた費用以上に、心の余裕が出来た気がする。

Summer at …

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103回目の献血は無事に終わったが、採血中に見ていたTV画面には軒並み高温注意情報の額縁が取り付けられた。沖縄の「刺さる」暑さ程ではないが、東京の「くるむ」暑さは結構こたえる。ただでさえ、のところに採血で体の耐熱力が落ちている。採血ルームと帰り道途中の列車 or バスは冷房がそれなりに効いているが、最後の徒歩区間で熱にやられてしまいかねない。

それならば、と駅に入る。じっとしているのも何なので、お散歩も兼ねて青梅線の電車の中で涼むことにした。ここならばそれなりに座っていられる上に、弱冷房車を除いて冷房も強め。しかも車内は半自動ドアになっているので、乗客の出入りがないかぎりドアが開かず、冷気が逃げることもない。
青梅までいくと、山の作用か比較的周囲が涼しくなっており存外に過ごしやすい。期待通り移動の間に熱気のピークをやり過ごせそうな手応え。せっかくなので、と帰り道に拝島で八高線に乗り換えて更に時間を稼ぐ。

丁度良いタイミングで八高線の電車がやってきた。もうしばらく車中で座っている間に、暑さをやり過ごしつつ体力もそこそこ回復できる…かもしれない。幸か不幸か、今日は急いで帰る必要がない。

A summer retreat

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那須塩原に出向く。
どういうわけだか出先は西の方角が多く、東や北の方角にはなかなかご縁がない。栃木県内もそうだ。

どんな様子なのやらと車窓から外をうかがっていると、大宮を過ぎたあたりから急速に田園地帯の比率が増え、小山から先は駅周辺を除けば広くて涼しそうな平野となった。
宇都宮市内に入るといきなり大きめのマンションの比率が増えたが、そこかしこに餃子の看板やオブジェがしっかり並んでいた。

あと一駅で那須塩原。避暑地・観光地ということにはなっているが、いきなり冷え込む…かどうかは外に出てみないとわからない。
昔出かけた黒姫は、夕方以降長袖の出番となる程の涼しさだったのを思い出した。

Crossover…?

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所用で那須野の各地を車で回る。後日に予定されているお仕事の下見…ではあるが、あまり気が抜けない。避暑地とはいえ、まだ梅雨入り前とはいえ、なかなかの暑さ。車で走り回るのも楽ではない。あまり車の中にじっとしていると、熱でやられるか、はたまた乗り物酔いになってしまいかねない。

時折車中を抜ける風と田植えを終えたばかりの田園風景が一服の清涼剤となるのはよいが、この構図どこかで見たことがありそうな光景。

…ここは那須野のはずだが。