「大都会(本編)」カテゴリーアーカイブ

Shatter the disc

部屋には、20枚以上のCD-Rが眠っている。学生時代にデータのバックアップと称していろいろなものを半年に1回のペースで焼いてきた、その慣れの果てだ。中身といえば、サイトの定期的なバックアップコピーやアクセスログ、NetscapeやIEの旧バージョン等の拾ってきたアプリに、発表原稿等々。そろそろ中身を覚えておくのも面倒になってきた。いや、中身にかなりの重複があるのはわかっていたので、大掃除を実行することにした。
当時…学生時代は、Mac(68k)とWindows間のデータの行き来が多かったが、一部の図…クラリスワークス等のMac由来のツールで作ったものを除けば大半がWeb/テキストベースだったこともあり、中身の確認はすんなり完了。

続きを読む

Aegis

情報を伝えるのは簡単だが、その意図が的確に伝わるかどうかは別物。
配った名詞、メモ紙等々些細と思っていた情報でもどう使おうと、どうリンクさせようと、どう加工しようと使う側の腹一つ。住所を知って、手紙を送るのも、ADSLモデムを送りつけるのも、押し掛けるのも知った人の腹一つ。
時折見ているサイトに「素晴らしきこの世界( http://www.mars.dti.ne.jp/~hirok/sekai/ )」があるが、そこで興味深い記事が紹介されていた。「押し掛け」についての記録らしい。

続きを読む

改札抜けても気は抜けず

朝9時。駅ビル内の喫茶コーナーにてダージリン片手に何をするともなく列車を待つ。
今日は平日。実家は普通にお仕事の日ということで、既に誰もいない。
発車まで軽く1時間半はある。土産物の目星は既についている。白海老の入ったもの…煎餅辺りが日持ちを考えると適当だろう。北陸限定と銘打った菓子によく入っている蟹が、北海道から山陰までの広範囲で採れる代物…といった単純な落ちにはまることもあるまい。魚を始めとした生の食材ならば土産になりそうなものが多数あるのだが。

続きを読む

The final day in Okinawa

2:00 帰宅。シャワーを浴びて仮眠を取る。
どれだけ飲んだのかはわからないが、泡盛の水割りが入ったグラスを抱えたままうとうとしていたらしい。大したものだ。
7:00 目が覚める。少々寝過ごしたかもしれない。
慌てて引越の最終準備を始める。ひとまず鞄にいれるものと単身パックに入れるものは分けておく。
事前に届けてもらったハンガーボックスの使い方は、終ぞ解らず仕舞い。
9:00 業者到着。準備は間に合わず。業者が運び出す傍から詰め込んでいく。とはいっても、小物が少々に、冷蔵庫と洗濯機といった、梱包に人手を要する大物が少々。1時間少々で運び出しは終わった。ハンガーボックスも、使い方を教わりどうにかなった。

続きを読む

無題 Global Standard

スミノフアイスを飲みながら、ここまで沖縄で見聞きしたものを適当に並べてみる。
・場所や道順を訪ねられると、大半は目的地への距離とは無関係に「歩いて15分」と答える。
・独身者のみならず、それなりの相手がいる人にも地元の方と結婚し、沖縄に永住することを強く推奨する。出身地は不問。
・出勤して始業のベルが鳴り、最初にすることは弁当を食べること。
・自衛隊は「にほんぐん」と読み、忌み嫌われている…はずなのだが、離島の救急医療で大活躍している。

続きを読む

とどめ刺したろやないか

お散歩お散歩うれしいな~♪
暇つぶしに自転車で沖縄本島を南へ向かって飛ばしていたら、糸満ロータリーでパンクし、押しながら3時間掛けて歩いて返ってきたのは前年の11月。
懲りずに同じ方角を目指し、糸満から更に先の高台にある地麦酒工場へ行き、1リットル入りのビール瓶を背負って還ってきたのは今年の3月。そろそろ暑さも和らいできた。遠出をするには丁度よくなってきただろうか。
沖縄に来て1年半になる。車でならば既に沖縄本島北端の辺戸岬まで足を延ばした。本島中部あたは割と出かけることがある。しかし素通り、駆け足と言った方が近いだろう。

続きを読む

首里城補習

那覇市内で緑のありそうなところ、というとどこになるだろう。墓地か公園か、といった位しか思い浮かばない。高台から眺めてみても、そういったところを除いて町並みはグレーだ。車がないと、緑はなかなかお目にかかれない。
たまには酒の代わりに緑のある休日、ということでふらふらと首里城公園へ足を向ける。年中観光シーズンだが、今日は別の公園で祭りがある。反動で人気が少ないかもしれない、と思ったのか。
昼飯もそこそこに、普段自転車でよく登った坂を今回はモノレールで登る。レールだけみればちょっとしたジェットコースターともいえるだろうか。スピードは適当なところで止まっているが、渋滞を見下ろしながら進む様はジェットコースターとは違った快感を提供してくれる。

続きを読む

Hot wine

学生時代終わりの5年間を長野市内で過ごしていた。それから3,4年程しか経っていないのだが、随分な期間が過ぎたような錯覚を覚える。度重なる引っ越しがそう思わせているのだろうか。
当時の仮の宿は長野駅から見れば南側の住宅街にあり、対する北側に善光寺と中心市街地がある。
オリンピックを契機として町の様子も随分変わった。その頃からだろうか、長野駅そばから善光寺へ続く通りでは月に1度位のペースで歩行者天国になっていた。

続きを読む

嘘が書けるか

話の種の欠乏症に悩まされて久しい。
交流に乏しいこの土地での生活が続けば、それは当然の帰結になる。最低限本土復帰を果たさない限り、直る見込みはないという確信らしきものもある。
テレビ番組を種にすればよい、というアドバイスらしき物もあったが、つまらないの一言で大方片付く。
例外も無いではないが、それは大抵の場合美味しそうな料理が映る番組が多い。食べ歩き番組ではなく、料理番組の方だ。
Webのサイトを漁ってみたりもするが、定期的に見ているサイトは数だけならここ1年で2倍に増えたものの、所要時間がかなり短くなったような気がする。適当なツールを適当に組み合わすことで効率が上がったのと、よく見ていたサイトの更新頻度が落ちたのと、それらの両方かもしれない。

続きを読む

長いつき合い

これが白昼の買い物かと思いつつもラムのボトルを買ってきた。他にも細々としたものを買っていったのだが、店員にはアル中の類と思われているのだろうか。
それはさておき、ボトルを買って帰ってから最初にしたのは、匂いを嗅ぐことだった。この香り、一度嗅ぐと止まらない。
幼少の頃より、アルコール類には親しみがある。
あくまでも、飲用ではなく、香り付けのためのものだが。
子供の頃はまだ母も若干生活と体力に余裕があったらしく、夕食が一段落した後などに天火でケーキやクッキーなどを焼いていた。こういった品は食べるのも好きだが、作るのもよい。美味しそうな匂いに釣られてよく作っている現場へ行ったものだ。最大の目的は摘み食い、だったかもしれない。多少は手伝いもしたが。

続きを読む