昨年に引き続き、実家の年末の大掃除に合わせて主な部屋の蛍光管を交換。古くなった蛍光管はLED管に入れ替える。
実際のところ、LED証明の導入にあたっては照明器具ごと替えれば手っ取り早くコストもそれなりに抑えられるのだろうが、このあばら家にあっては配線が古すぎて天井が引っ掛けシーリングにすらなっていない。そういった文明の利器を入れるとなると、随分なリフォームとなるに違いない。
いまどき、単線並列・・・プラスマイナスが別々に配線され、碍子へのぶら下げや巻き付けで電線が天井の隙間や軒下を這っている住宅というのもそうそうあるまい。そういう住宅にあっては、電気工事の資格を使わずにできるのが既設蛍光灯のLED化が数少ない有効な手というのが悩ましい。
ともあれ、今回の作業で向こう10年くらいは蛍光灯の交換を省略できそう。LED管の寿命が来る頃には何かしらの方向性が定まっていればよいのだが、骨董品の配線以上にややこしくなりそうな予感。
大晦日の買い物途中の掘り出し物でおやつの時間。
夏にお目にかかれたものの一時品薄で新潟以外発売休止となってから最近復活したとの触れ込みのルマンドアイスと、記憶の片隅に引っかかっていた茜丸のどら焼き。どちらも大賑わいの店内で思わず目に入ってしまった。
富山の冬らしからぬ穏やかな空のおかげで、買い出しも順調。ついでに給油も済ませてしまう。
土地勘こそあるものの、昨今は買い出しのできる拠点がどんどん実家から遠くなっている。備えは今のうちに、である。
富山への移動日。
長野自動車道を北上するルートを取り、姨捨から善光寺平は青空とよい眺めに恵まれる。それは上信越道に入ってもしばらく続き、中野ICから北の雪も軽く舞う程度であった。
豊田飯山から北も例年の半分程の積雪とまずまずの路面状態ではあったが、坂を上りきって黒姫野尻湖PAに至る頃には積雪がそれなりに増え、信濃町ICから先の対面通行区間で恒例の渋滞となる。除雪が行き届いているとはいえ、中央分離帯が雪で形作られる程には積もっておりそんな中を遅めの車を先頭にゆっくりと進む。
新潟県内に入っても渋滞は続いており、現道の西側にて拡幅工事は行われているようだが、冬季ということもあってか工事は進んでいないようで、掘られていないトンネルや、橋台のみとなっている橋がちらほら。2018年度開通ということにはなっているが、果たしてその通りになるかは怪しい。並走する18号線の、すでに鋼線の一部破断など満身創痍の妙高大橋に何か新たな変状があれば、上信越道の工事にも追加の進捗があるかもしれない。
・・・といった具合に仕分けの祟りがまだまだ続くのは見えていたので、姨捨SAにて予め長芋の蕎麦で腹ごしらえを済ませておいた。何年か前に、これとよく似た長いものかき揚げを乗せた丼を食べたような気もするが、ボリュームの割に体によさげな素材の集まりなので特に気にしない。
前夜の雪が舞った夜が明け、外へ雪の様子と車の様子を見てみると、積雪こそなかったもののフロントの水滴が見事に凍結していた。
この後の走行に支障しかねない積雪がなかったということに対しては喜ぶべきだが、水滴が凍り付いていたことには軽く驚く。
そして付近の道端には霜柱が伸びていた。
これはお子様達には見せるわけにはいかない。見たら最後、まず間違いなく虜になる、ある種の捕獲装置だ。
実家へ向けての出発準備がほぼ終わっているだけに、尚更である。
あずみの公園のイルミネーション見物の後、近くの日帰り温泉で一息ついている間に雪が舞ってきた。予報されていたとはいえ、降雪前に撤収できたのは幸いであるものの、帰り道の間に勢いが増してきている。
明日は富山への移動日。
長野県内は北部以外で積雪はなく、走行にも大きな支障はないとの予報だが、念のため車のワイパーを立てる。
復活したうどパイをお供にドライブ日和の中央道を進む。
一時、うどパイは当時の製造元の閉店により途絶えていたが、作り方諸々の引き継ぎがあったようでこのたびめでたく復活と相成った。
先代の製造元の閉店にあたり余程のリクエストがあったのかは定かでないが、相変わらずのウドの香りがする。
帰省にあたり嫁と自分の実家の仏壇へのお供え物として買ってはあるが、車中のお供用に別途用意しておいた。
期待はせずに応募してみたら思いがけず当選してしまったSolive24のクリスマスプレゼントが来着。
開けてみると、耐水性良好のブーツが入っており、嫁の持っているブーツと随分とそっくりな構造の様子。帰省先での活躍間違いなし。ぱっと見、随分とお洒落な、当方には不釣り合いではないかと思える程の代物のようだ。
この日、この品が来ることは既に宅配業者の通知サービスでわかってはいたものの、これでようやく動き出せる。お子様たちは嫁の実家に一足先に行ってもらっているので身軽といえば身軽だが、これを受け取り損ねるとよくて年越し、最悪の場合返送もありえたかもしれない。そういう意味でもほっと一安心である。
すべての準備が整ったところで末広がりの日に合わせて鏡餅と飾りを展開し、いざ出発。国立府中から中央道に乗る。
もっとも、帰省の運転は後半の北陸上信越方面の雪道に備え、前半の中央道の区間は助手席で体力温存ということになっている。
晴天に恵まれ、渋滞はない。気軽に参ろう。
主に綴るは、食う、練る、遊ぶ。時折親馬鹿。Lolipopはこの輩の道楽にどこまで耐えられる?