Sophisticated vs Longest-serving

お出かけ帰りに、最早富山駅名物ともいえる市電の電停を見に行く。
さながら車輌博覧会ともいえる構内にあって耳目を集めるのは、最新鋭のサントラムT100形とモノトーンの9000形のようだが、今も市電の主力は昔懐かしい唸りと共に走る7000形であることには変わりない。
加速、走行中を通して常に発せられるあの音は、子供の頃から耳に残っている。

さて、このあたりの車両だが、何かしらの改造が加えられたのか、富山駅構内の歩道を突っ切る際には、その風体に似つかわしくない、妙に軽快な音楽を鳴らすようになっていた。何かの童謡だったような気がするが曲までは不明。
しかし、これまで無骨なサウンドをたてて走ってきた車両から軽快な童謡が聞こえる様というのが、何とも言えないギャップの大きさである。

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