Winding road(2015)

今回、信州へは糸魚川から148号を経由する。 この先、小谷大橋から南約1kmは「仕分け」によって永らく維持されていた、酷道と言う程ではないものの文字通りのWinding roadに放り込まれる区間があったが、果たして・・・?

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怖い物見たさが半分、いつもの上信越道経由のルートに少々飽きてきて違うルートを走ってみたくなったのが半分。
道の駅小谷から小谷大橋を駆け上がってみる。ここまでは過去何度か通った際には既に改修済みであった。もっとも、地図には反映されていなかったのか一時期のナビでは空中散歩となっていたのも今では懐かしい話。

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148号線に残っていた全1車線、ガードレール僅少、発電導水管での狭窄付きテクニカルコース(仮称)の改修は、お盆前に拡幅だけは終わった様子にみえる。 中央線等を本格的に書くのはお盆明けなのか、殆どかすれて見えずじまい。仕分けの治療は道半ばのようだ。

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さかのぼること十数分。
休憩をとっていた道の駅小谷の駐車場の奥に不自然な位置関係のスノーシェッドが見える。それが元々の148号線で、今いる一帯はかつての川底。 95年の水害で前後の道を削りつつ大量に流れ込んだ土砂を捨てた跡地に今日の道の駅が建つ。

148号線は糸静構造線の上に乗っかっているだけあって、地盤は不安定。
今回は別の場所で復旧工事が続いており、その脇をすりぬけてきた。
この現場、昨年秋の地震で崩れた箇所であり、路面や擁壁の修復および周辺の治山は道半ばである。
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ある意味かなり険しい立地の道路ではあるが、数ある帰省のルートの中ではこの148/147号ルートは往路の安房峠越えや、仕分けの爪痕で盆暮れ正月にはなにかと渋滞にはまる上信越道よりも若干所要時間は少なめ。
お子様の車酔いに気をつければ、それなりによいルートである。