Oppose

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関西を筆頭に、節電が喧伝されはじめてきた。節電カードを配ったり、こまめな節電テクニックの普及に努めたりなど、涙ぐましいまでのPRの数々。
不思議なことにここまで騒がしくなってくると、協力心ではなく反抗心が頭をもたげてくる。しゃらくせぇ、の一語に尽きる。みんなではちまき締めて肩組んで力を合わせてがんばろう、という風潮に馬鹿馬鹿しさすらおぼえる。

実践内容としては殆ど同じである「夜間電力の活用」と「ピークシフト」が、片や原子力発電所導入の口実として槍玉にあがり、一方は昨今の電力問題の処方箋として幅を利かせている、というのも滑稽な話。いずれ揃って何を今更。

…とか言いつつも、我が家は既に並以上の節電およびピークシフトの準備が完了している。家事の結構な部分は深夜や早朝に自動で行われる様になっている他、計3枚ガラスの2重窓もエアコンの出番を許さぬ程の活躍ぶりを見せつけてくれている。
いよいよ本領発揮の時が来た…となればよいのだが。