Slip into

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実家から荷物到着。先日、昨年亡くなった実家の年寄りの一周忌があったが、嫁の胎内が不安定期だったこともあり御仏前諸々に代理出席してもらっていた。そのお返しだった。

毎度のことではあるが、こういった冠婚葬祭に関わる物事を見る度に、嫁の実家とこちらの実家での風土や文化の違いに興味深い発見があり、目から鱗となることが多々ある。
今回の中身は砂糖と餅とタオルケットにどら焼き、カステラなど、富山の法事ではよくある組み合わせの品々だったが、もちろん嫁の実家ではこういった品は見たことがない。それどころかこちらも冠婚葬祭の折にはあまり見かけなさそうな物体が格納されていた。
到着を見計らって入ってきた実家から伝言は2つあり、法事の折に持ち寄られたお菓子を物々交換式に配ったものの一部を入れておいたので早めに食べるべし、ということと、通常はこれらの他におこわを入れることになっているが、流石に時期が時期だけに東京への輸送には耐えられないので代わりのものをいれておいたという。

…それで包みの中にハワイ土産が入っている、ということか。

先日妹夫婦が新婚旅行と称して大阪へ向かったという話だけは耳にしていたが、昨今にあっては富山から新婚旅行で大阪へ…という内容に妙な違和感がしていた…が、どうやら妹夫婦は世間様の吉例に従い関空からハワイへ行ってきた、というのが正解だったようだ。

新婚旅行の行き先は親夫婦は和歌山の串本、こちらは北海道と揃いも揃って国内だったが。