Plastics degradation

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パソコン用に使っていた眼鏡を洗浄していたら、あろうことか鼻っ柱の部品が見事に外れた。
フレームにネジ止めされた金属パーツの先に靴を履かせるような形でプラスチックの部品が埋め込まれていたが、その部品に経年劣化か何かでひびが入って隙間ができ、すっぽ抜けである。
すぐにもとに戻せるかのように見えたが、別の眼鏡と見比べたところ、復元は容易ではなさそう。早速修理に出す…までもなく、ネジ止めの部分から丸ごと交換で終わってしまった。はなからこの部位は交換が容易となるようなつくりになっていたようだ。せっかくなので今度のパーツはシリコンゴムに入れ替え。これならひび割れで一気に外れることはあるまい。
この眼鏡を新造してから約10年、レンズを入れ替えてから約5年。フレームが年々丈夫になっていく一方で、プラスチック部品の強度は一定の限度を越えられないとみえる。日光や汗、冷気に熱気を日夜浴び続けてどこまでもつやら…