A reaction

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時節柄、そこかしこで桜の壁、桜の天井、桜の原等々、桜一色。
こういうのを眺めながら飲む酒というのは結構楽しい。
さて、お供は何にしよう…と買い出しの際に店内を物色していると、早くも鰹が店先に並びだしていた。
目に青葉、山時鳥には少々早いが、せっかくなのでと柵で買い求めて夕食前に盛る。
戻り鰹程ではないが、濃いめの身の味が一癖ある黒ビールといい対称をなしている。今晩はよい鰹を引き当てたようだ。


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どういうわけだか「鰹→あたる」という言葉のつながりが頭から離れないが、鰹に当たって命に関わる…というのは今や古典落語の中だけ。当たりの味なら何度でも大歓迎だ。