Countdown for closedown(on the day)

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アナログ放送終了の当日を迎えた。予告表示は今日の正午の終了を告げる内容となっている。
炊事洗濯等の家事諸々を片づけつつ、その時を待つ。
朝の適当な頃合いをみてアナログ放送の様子をうかがってみたが、7月以来の字幕が極端に大きくなるようなことは無かったようだ。災害時の額縁放送に倣った大写しの予告を期待していたが、比較的おとなしめの告知のまま画面は推移している。


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昼飯の準備に一通り目星を付けたところで時計を見ると、正午間近。
パソコン、ラジオ、アナクロテレビの電源を入れて「お祭り」の瞬間を待つ。取り急ぎ、パソコンはデジタルNHK総合に、ラジオはアナログNHK総合の音声に、アナクロテレビはNHK衛星第1とTVKとテレ玉の、ケーブルテレビがデジアナ変換しないチャンネルを切り替えできるように仕掛けておいた。
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11:59を迎える。
TVKと衛星第一の画面上にアナログ放送終了を告げるテロップが出現していた。実況アナウンスでも告知を入れる念の入れようだが、衛星第一はゴルフ中継の途中で豪快に放送をぶった切る勢い…本当にそうするとは恐れ入った。
TVKとテレ玉は、一旦番組をCM等で終了、中断に入る…や否やTVKの高校野球中継が終わった瞬間、アナログ放送終了の告知に切り替わった。
その後、衛星第2や放送大学も見てみたが、軒並み画面は書くチャンネル青一色。音声はフィラー音楽とアナログ終了告知を交互に繰り返すのみ。日付が変わる頃には放送設備の電源が落とされて画面が砂嵐となる。
…まあ、節電が叫ばれる昨今にあって、映像、音声それぞれで数十~数百キロワット級の電波を日夜垂れ流し続ける放送設備の電源が落ちるだけで結構な消費電力減になるので渡りに船、ともいえるのだが。
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