Scrape

世間様ではこの夏にむけてあれこれと節電策が喧伝されている。
節電器具の導入や、灯りの間引きに始まり、テレビや冷蔵庫の設定変更や、使わないコンセントの抜き差しなどの小賢しい小技の数々…何を今更、という感触すら覚えるのは、天邪鬼のなせる技か。

今のところ我が家の電気代は同規模の家庭の半分以下ということになる。ここから15%減らす…となると、電子レンジと電気釜あたりは確実に運用停止となる。
独身時代以来の電子レンジのない生活は今となってはかなり無理があるが、電気釜なしならば十分にありそうだ。世間様ではガス釜がまだそれなりに売られている様子。当時の子供にも扱えるようになっており、鍋でご飯を炊くよりもお手軽だ。


昔、実家の台所の一角には1升炊きのガス釜が鎮座していた。6人家族でそれなりに需要があった、というのもあるが、当時それだけのごはんをまかなえるのはガスしかなかった、というのもある。
では、今も大型しかないのかと思えばしっかり時代の変化に合わせて1合から炊けるようになっている様子。
あとは置き場所の確保のみ。