嫁の実家からの帰途、サービスエリアで風船をもらい受けた。カーナビの広告も兼ねたものだが、娘にとっては丁度よい遊び道具だ。

この風船、中のガスの成分が絶妙なのか空気よりも若干軽い。手を離すとゆっくりと上にゆくが、子供が引っ張られていく程の浮力はない。糸巻き代わりの厚紙とほぼ釣り合う位になっている。気体の状態で適量を混ぜ合わせるのは困難だが、液体空気と液体ヘリウムあたりを適量づつボンベに入れる…といった作り方なら工業的には簡単にできるかもしれない。

…
この風船、サービスエリアと車中では時折娘の退屈しのぎの相手となったが、帰宅とともに御用はそこまで、となった様子。今は部屋の一角で軽くしぼみつつも適度に浮かんでいる。
翌週まで浮力が持ちこたえているようなら、また遊ばせてみるのもありだろうか。