Speed multiplication

一路富山の実家へ向けて移動中。
車中で娘が寝ている間は途中休憩無しで走り続けることにしていたため、八王子で多めの朝食をとった後は圏央→鶴ヶ島→関越をノンストップでひた走る。若干交通量は多かったが、心配していた渋滞にはまることもなくお昼の少し前には赤城高原SAまで到達。嫁のハンドル感覚も無事戻ったようで、なかなかよいペースの走り。
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頃合い良くお昼…ではあるが、気になるのは昼飯の中身。サービスエリアに入る際にはレストランのメニューと運営元の業者を少々気にしている…が、どうも関越のルート上にはアタリが少ない。越後川口まで足を伸ばす、という選択もあったが、メニューの主力は佐渡名物へぎそば。幼児が食べるにはまだ早い…


さて赤城高原は…と見てみると、全国規模のレストラン業者が切り盛りしていた、が、どこでも出していそうなファミレスメニューを押しのけて郷土料理の「おっきりこみ」と「蒟蒻&じゃがいもの田楽」と「水沢うどん」が前面に出ており、家族で手分けしていただく。
赤城の山のおっきりこみといい、田楽といい、この季節にはもってこいの暖かさだ。
娘に水沢うどんは少々贅沢が過ぎたろうか。

赤城の山でしっかり腹ごしらえをした後は、運転手を交代。雪と氷の世界は私の出番…ではあったが、そこは関越。除雪はかなりゆきとどいており、スリップの心配をしなくて済む。折からの好天と娘のお昼寝も手伝って行路ははかどった。主な山登りが関越トンネルの手前だけだったこともあり、ガソリンの減りがやけに少ない。快調すぎる。

おやつ時も近づき、眠気防止用のコーヒーも尽きたところでアクセルべた踏みで固まった足をほぐすべく、米山サービスエリアで一旦休憩。
帰省ラッシュを追い抜いてしまったのかは定かでないが、辺りを見るとサービスエリアの建物付近を含め、人の気配がない。
人気がないなと思ったら 原子力発電所が建っている。
場所からして柏崎刈羽原発だったろうか。高架橋の下には、昔重油回収も兼ねたバーベキュー大会に行ったことのある、青海川の海水浴場もある。

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少々風が強いためか、付近の風車は勢いよく回っていた。娘の目を引くには十分。
後は親不知越えを残すのみ。日暮れまでに到着できれば言うこと無しだ。