As usual

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2010年、寝ぼけ眼で初日の出を自宅から拝めたのは、偶然にも娘の授乳のタイミングと重なったからだろうか。富山の実家では、気候のいたずらでまず拝めない代物だ。
例年TV上の茶番にうんざりしていたので、今年はAMラジオをお供にお取り寄せおせちを広げにかかる。こんな過ごし方は自分も嫁も、どちらの実家にいっても当面できるまい。
富山の某レストランが仕込んだというお重と、安産祈願の際の御神酒でお屠蘇の儀を済ませた後に電話をかけてみたところ、年越しの降雪で丁度除雪作業中だった。積雪1メートルでは例年ならば大したことはない量だが、人手が少ない上に集落の区長のお役目も手伝って除雪対象面積が増えてしまい、てんてこ舞いの様子。トラクターに取り付けたショベルが大活躍しているそうだが。


そういう状況でこちらはのんびりしてもいいのかという気にはなったが、頸が据わったばかりの娘共々、6年前の帰省時のような視界ゼロとなるくらいの荒天の中の行軍となることが予想できる道程に付き合わせるわけにはいかない。親として当然なのか、はたまた燃える馬鹿親魂なのか。
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年賀状の増刷分の投函がてら、昨年安産祈願をした神社に初詣に出かけた。随分な行列だったが、30分くらい待つと中に入ることができた。待っている間娘はいつも通り週末にやっているダンスの要領であやしていたので心地よく眠っていたが、周囲の親御さんのあやし方も結構にたような要領となっていたようだ。
運試しとしておみくじをひいたところ、中吉と出た。曰く、自分の厳しさを持ち込まぬようにすれば明るい家庭が築けます…との由。この社のおみくじは扇として常時携帯できるようになっているので、自戒の意味も込めて手近に持っておくとしよう。

帰宅後、いつものように娘を風呂に入れて寝かしつけ、昨年買い込んでおいたスパークリングを開ける。2010年も、酒とはよき友でありたいものだ
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このサイトをご覧の皆様、あけましておめでとうございます。2010年もご愛顧の程を。