Purge

大掃除にかこつけて、様々なものを捨てまくる。1000個…とまではいかないが放出されたゴミ袋の量は我が家の日常には似つかわしくない。
老朽化した衣類やタオル、案内状をはじめとする保険の書類、古い葉書等々は言うにおよばず、資材のやりくりで押し入れ内の整理に使っていた段ボール箱も軒並み不要となったため、引っ越し前後を思わせる有様。段ボールだけで最寄りのゴミ集積所の半分近くは埋めてしまったかもしれない。
更には手持ちのスーツのうち礼服の類以外は一斉にクリーニングに出してしまったため、一時的とはいえ衣装ハンガーが半分以上空いてしまった。大掃除をやりやすくするためとはいえ、突如として穴が空いた衣装ハンガー内部が奇異に映る。


窓枠回りの掃除とカーテンの洗濯が一段落ついたところで、物資が片付いて広々とした室内に機材を展開し髪の切り落とす。夏の終わり以来ほったらかしにしておいたおかげで随分と髪が伸びてしまったのと、一気に真夏レベルまで短く刈り込んだのとで髪くずも随分と出たようだ。おかげで随分と風通しがよい。
食料庫の中身も整理対象となる。夕食は大量にストックされた白菜を成仏させるべく、八宝菜を仕込む。市販の八宝菜の素を流用しているが、薄味に仕上げるべく規定量の5割増しで白菜を投入したため、消化できた量はそれなりになった。
空いたスペースに年末年始に飲む酒を入れるべく、買い物に出かけるとしよう。