Color it red

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赤飯といえば、小豆の入った文字通りの小豆色のものかと思いきや、新潟にあっては醤油で色を付けたものも「赤飯」と呼ぶようだ。「伝統の赤飯を舞茸ともども弁当にした」と銘打った今日の駅弁の蓋を開けてから気が付いた。
中身は、舞茸の煮物に鮭の切り身と舞茸おこわ仕立てのご飯。このご飯が「赤飯」のようだ。
醤油で味を付けたご飯そのものは、京のねぎめしで食べたことがあるが、この赤飯は存外に味が濃い。しかも豆の類は入っていない。看板通りの「まいたけ弁当」にはなっていることもあり、それが「赤飯」であることが俄に信じがたい。


しかしその味の濃さ故に当地にあってはこれが普通であるかのような気がしてくるのが不思議。