ひっそりと始まった感のある、NHKのワンセグ２。開始から２週間になろうとするが、特にこれといった宣伝は打たれていない様子。存在自体は話には聞いていたが、時間帯によっては教育テレビと全く同じ様子であり、謎の存在のままであった。
最近ケータイを変えたこともあり、ワンセグ自体は比較的手の届く存在になってはいたが…
仕事場の昼休みに手元のケータイを取り出し、チャンネルを合わせる。

昼食を取りつつ、メールを見つつしながら番組を見ていたが、番組内容といい、編成といい、およそ地上波では実現しないような５分単位の細切れが続く、随分と冒険的な編成である。地上波が１時間単位でと一定時間じっくりと味わうコースものとすると、このワンセグ２はつまみ食いと言ったところだろうか。ながら見には適した造りだ。
ケータイに５分少々のムービーを配信する「番組」が現れだしてからはや６～７年になるが、ＴＶ側も地デジ化の進展に伴い、短時間の番組を「配信」しだしてきたようだ。両者が完全に交わった時、そこに何が現れるのか。
2012年あたりのお楽しみ、といったところか。