帰省復路はよく有磯海SAに立ち寄る。毎度毎度面白い料理を出しており、ちょっとした旅の楽しみとなっている。
今年の作品は、地元食材を織り込んだ薬膳である。薬仕立てというテーマがまた富山らしい。
全体として薄味となっており、自分にはちょうど良かったが、少々世間様には味が物足りないような気も。単に味を足すと薬膳から外れてしまいかねないので、紫蘇や葱など香りのあるものを加えるとさらに良さそう。

しかし美味しくかつ体にいいものを揃えたのが受けたのか、今年も中日本エリアの料理コンテストで賞を獲得し、店内でも続々と売れている様子。
再訪と次回作を楽しみにさせてくれる一品だった。ここもそうだが地元企業やホテルが運営するサービスエリアの食べ物は旨いものが多い。

食後のデザート代わりに食べたりんごコロッケも一口ごとに楽しくなる味がした。こんなコロッケ、少なくとも信州ではまだお目にかかれていない。