Midnight thunder

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忘年会の帰りに不覚をとり、自宅最寄駅を乗り越してしまった。まだ反対方向の列車が若干残ってはいるが、深夜帯故に間隔があいている。次の列車まで20分少々…
そこへ雷鳴らしき轟音が少し間をおいて2回。しかしながら雨の前触れの肌触りも匂いもない。吹き抜ける風は冷気を帯びつつも乾いたまま。
ふと後ろを見ると青い電気機関車が入ってきたところだった。車体には”Blue thunder”のロゴと稲妻のペイントがある。


青い稲妻は石油タンクを多数従えてやってきた。タンクとタンクの間には人が乗れそうなスペースが設けてあり、丁度ホームと同じ高さに位置している。列車の進行方向からしてそのままタンクの後ろに乗っていけば、自宅最寄り駅付近へ行けなくもない。

さすがに吹きっさらしの乗車は身にこたえる。もう少し正規の列車到着を待つこととしよう。