Winding road(downslope)

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三国峠の曲がりくねった道の先に待ち受けていた国境のトンネルの向こうには、群馬県側とは打って変わった、都市伝説が真実であると思わせる位の広い道がのびていた…が、実際のところは地形的要因(群馬県側の急斜面に対し新潟県側はかなりの緩斜面)および除雪のためのマージン要素が大であるに違いない。この落差、碓氷峠にも似ている。
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…三国峠新潟県側の緩斜面を越え、次の二居峠にさしかかる。トンネルは三国峠群馬県側と同様の道幅である。越後湯沢の駅周辺に至るまで、広い路面と狭いトンネルの繰り返しとなっていた。
特に、越後湯沢周辺の4車線道路は都市伝説が真実であると思わせるには十二分である。
三国峠越えのあと、信州に入るために十二峠を越えて十日町から津南へ抜けたが、先の中越地震の修復で所々2車線になっていたり、地図に無いトンネルが走っていたりしていた箇所が所々あったが、峠の向こうの集落に至るまでは交通量には似つかわしくない1車線道路と九十九折が延々と伸びていた。都市伝説並みの広い道路は二桁~百番代の幹線国道だけかもしれない。
津南の117号にぶつかる頃にはそれなりの太さに戻っているとわかってはいるのだが。
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