普段からビールは飲むが、発泡酒の類は全くといっていいくらい飲まない。外面はいかにもビールといった色合いや泡立ちはするのだが、いざ飲んでみると決定的に、絶望的なまでに、何かが違う。やたらと軽く、物足りない感触をどう表せばいいのかがよくわからないのだが。
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ビール暦44年の御大将がビールと間違えたという触れ込みの発泡酒が出たというので、実際に試してみた…が、この発泡酒もまた、発泡酒であった。材料の種類はビール同じことになっているが、税法上の問題をクリアしようとすると味のどこかに影響が出るのかもしれない。

ビール暦10年少々ではあるが、さすがにこれをビールと思って積極的に飲む気がしないのである。