Sweet taste

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実家の一角から紙の筒に入ったお茶が現れた。いつぞやの韓国出張の折の頂き物であり、実家に留め置かれたまま賞味期限到達間近となっていた。早速開ける。
紙の筒にはハングルのほか、英語と日本語で簡単な説明が書かれており、砂糖は入っていないが甘い味のするお茶ということだった。ハングルの読める妹によると、中国茶だという。
ポットに入れて軽く蒸らすと、お茶らしい色と香りが出てきた。…が、そこから先は未踏の世界であった。


いかんせん、やたらと甘い。本当に砂糖が全く入っていないのか疑りたくなるくらいの甘さだけが口の中に残った。お茶のようでお茶でない、不思議な代物であった。
結局、そのお茶はダイエット中の妹に引き取られることとなった。間食を控える一助とするらしい。