Sync

リムネット( http://www.rim.or.jp/ )の障害発生から6日目。サポートデスクのお知らせ通りであれば、プロバイダによるデータ復旧の最中となっているはずだ。
が、故障したディスクからのデータ抜き取りには程度の差こそあれ限界がある。完全なデータの復旧が約束されていないことは間違いない。
これまで、本館( http://whitewing.bitter.jp/ )の記事バックアップは、SPAM書き込み対策も兼ねた「書き込み」や「編集」の度に行われるメール通知と、気が向いたときに行っている手動バックアップの2本立てであった。


が、メール通知を元に記事を起こすのは、記事1件単位であれば十分だが今回のようにサーバーごとごっそり飛んでしまうケースへの対策としては実際のところ弱かった。先日行ったような、別館( http://blogs.dion.ne.jp/whitewing/ )からの過去ログ移植も、書き込み通知から過去ログをでっちあげるよりはましだったものの、やってみるとログのフォーマット変換が存外に難儀。
今回の一件を機にサーバー乗り換えというのもありかもしれないが、実施するしないに関わらずもうちょっとお手軽なバックアップ方法を考えておく必要がある…との結論に至るのは職業病か面倒臭がり症なのか、はたまた両方なのか。
試しにということで、DOSプロンプトを使ってサーバーからFTPで本館側のログを取ってくる仕掛けを作ってみた。キーボードで打ち込む内容をそのままテキストに書いておくだけの、比較的平易な手法ということもあり、ごく短時間で完成し動作テストも異常なし。
あとはこれをPCを起動する度に自動で動くようにしておけば、バックアップを取ったか取らないかをさほど気にせずに済む…のだが、いかんせんサーバーログイン用のパスワードがテキストファイルで丸見えなのが難点である。手抜きにも程があり、もう一ひねりが必要だろうか。
問題は別館( http://blogs.dion.ne.jp/whitewing/ )のバックアップ取得自動化をどのようにするかだ。Webベースの操作画面以外からバックアップを取る方法が今のところ見あたらない。自前サーバーやレンタルサーバーの類であればそれなりの方法があるらしい。