Comb honey

ふと思い立ち、ヨーグルトに入れるべく蜂蜜を取り出す。どちらもできあがりから早々の日時が経過しており、いい加減成仏させてやらねばならない。いつもは甘さが比較的控えめなジャムを入れているが、これでは蜂蜜の出番が全くない。
ボウルにヨーグルトと寒天と、これまた食料庫で眠っていた蕎麦の実のフレークを混ぜ、あとは蜂蜜を混ぜるだけ…のはずが、ものの見事に固まってしまっている。流し台の上の棚といえども、時節柄野菜室並みには冷えるらしい。冷蔵庫の方が暖かく感じた北海道の某所程ではないが。


蜂蜜の家庭サイズの容器が軒並み細口となっていることを嘆いてもはじまらない。定番とされている湯煎を試みたがかなり頑固に固まってしまっているらしく、バターナイフでかき出したり、暫く容器ごと炬燵の中に入れておいたり等をして、どうにか広口タッパーに移すことができた。
バターナイフにこびりついて残った蜂蜜を試しになめてみる…食感はまるきり砂糖の塊。