Locally grown

所用を終えて、富山から一路自宅へ戻ろうとしていた。
富山の駅弁は魚介類が多いこともあり、知る限りでは加熱装置付きの物は皆無。これから冷え込む季節となるだけに、弁当といえども冷や飯は辛い。往路の越後湯沢で加熱装置付きのもち豚すき焼きの弁当があったので、当初はそれを買うつもりでいたのだが…
富山駅の構内に見慣れぬ品が並んでいた。その名も「ぶりかまめし」。ぶりの「かまめし」ではなく「ぶりかま」のめしだった。こんな弁当、今までに見たことがない。


冗談はさておき、「ぶりかまめし」を衝動買い。当初の予定はどこへやら…。
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よく煮込まれたぶりかまは、一部を除いて骨まで食べることができるようになっていた。加熱装置こそないが、冷めていても存外に美味。
これこそ、富山ならではの味…かもしれない。
なお越後湯沢到着時に駅弁コーナーを覗いてみたが、お目当てのもち豚すき焼き弁当どころか、弁当そのものがほぼなくなっていた。結果として衝動買いは吉と出たようだ。