Bright starlight

終電車での帰り道のこと。
ふと頭上を見上げると、夜空に星が見える。さすがに都心の方角は夜明けを思わせる明るさだったが、頭上の星は視力の心許ない私の目にも、はっきりと見える。
自宅につくなり冷蔵庫からビールを取り出す。晩酌とも、寝酒とも、星空に乾杯ともつかない一杯だが、ひとまず一息つく。
忘れないうちにそのことを書いてしまおうかと思い立つが、思いとどまり、日を改めて今に至る。