2次会最前線の攻防(2005名古屋 後編)

主役自らが体を張った出し物は、前進白タイツへの書き込み。会場を回りつつ体中に寄せ書きをしてもらい、会場は笑いに包まれた。最後に嫁さんからの一筆が書き込まれて寄せ書きは完成と相成った。
一段落したところで男女ほぼくっきり分かれていた座席配置を幹事がシャッフルにかかったが、どうも中途半端。シャッフルできたのは、会場の半分のテーブルにも満たない。何かを忘れている、何かが足りない…といった朧気な感触はしながらも、2次会は進行。


最後の出し物は、ビンゴゲームなのだが、宝探し風味になっているという。基本的に腰から下に抽選カードが隠れているという話だが、どこに…? 会場が俄に沸く。商品はドライヤー、折りたたみ自転車から、住民票のコピーまでとかなり幅がある。住民票のコピー…いいのか? ハズレも若干あり。期せずしてダーツのセットを当ててしまった。持ち帰るのが大変。
ここで、高額商品(ドライヤー・折りたたみ自転車・商品券)を当てた方々にインタビュー。当たってうれしいが先に出てくるのはよしとしても、旦那が(ピー)で(ピー)していたよなぁ…って、AIR読めって! これで以降の流れはほぼ確定かも。
場の空気が澱んでしまったが、最後は夫婦互いの母の手紙を読み合ってどうにか形にはなった…だろうか…一番大事なことが忘れられていた…とってつけたように最後の最後でキスコール。あれはスタート時点から何度もやらせてなんぼだ。
どうやら出し物は一通り終わったらしい、といったころで遠方日帰り組が続々と帰り出す。ぼちぼち新幹線の終電の時刻。最初の方で入刀されたケーキが出されたが、3割ほどがタイムアップで帰宅の途についた。期せずして別腹をケーキ満たすことができた。
余白は大きめに…何年か前の教訓だが、スケジュール合わせも楽ではない。
予定より30分遅れで始まったが、終了時刻は定刻通り、ということでひとまず会場を後にする。この後どうなるかは場の空気を読んでみないとわからない…が、そういうのは苦手。…どうやら2次会でできた出身母体別の固まりで飲みに行くようだ。出るのは旦那のみ。
会場を出たところ、名古屋流の慣例に従い(?)うまい棒が配られた。披露宴では袋詰めごと派手にばらまかれたという。
盛り上がりはいかばかりだったのだろうか。酒量はかなり少ない。ひとまず栄で飲み直して外へ出ると、帰りに2次会一行と鉢合わせる。そこから更に夜の街に繰り出そうかという話。2次会途中で出た「ジャンジャン遊んできてください」という言葉通りに夜の街へ消えていった。この後もそのままの流れで進むようだ、ということで撤収。
皆さん、一日お疲れ様でした。
盛り上がりの度合いがどのくらいだったかは定かではないが、酒量が少なかったのは確か。
時計を見ると既にそこそこの時間。地下鉄は既に終了。タクシーなんて財布に優しくない乗り物になど乗る気はない。ということで徒歩で帰る。途中、一度見たことありそうな建物の前を通過。…何年か前の披露宴会場じゃないか…。
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徒歩で十数分、名駅まで着いたはよいが、タッチの差で駅の通り抜けは終了。まあ、回り道はまだある。積極的に営業をかけてくる深夜のタクシー運転手を目線で制したり、いつもの早足で(名古屋の人から見ると相対的に早めらしい)かわしたり…といった光景は沖縄にいた頃を思い起こさせる。足を止めたら終わり…
結局、桜通口から中村署近くのガードまで回って太閤口まで回り込んで宿へ着くまでに約25分。時間を食ってしまったが、宿の門限午前2時には間に合った。結局、用意しておいたソルマックも出番なし。健康面では、これでよかった、ということになるだろうか。
学ばねばならないこと、知っておかねばならないことは、まだまだ多い。
ひとまず帰りに坂角の煎餅を買って帰るとするか。
…派閥がどうのこうの、仕事がどうのこうの、おめでたい場ではあまり耳にしたくない…