私の記憶が確かならば、８年前に逗留した宿の付近には、熱海ビーチラインの出入り口に、道路の上をまたぐ公園と砂浜があった…などと貫一お宮の像の付近から周囲を見渡しながら記憶を掘り出しにかかる。
名前は確か暖海荘だったろうか。やたらと広い広間と会議場に、地形を利用した造りの建物になっていた記憶がある。倒産したという話は昔聞いたが、この辺にあってもよいはず…の場所には影も形もない。看板が掛け変わったか、既に取り壊されたか…？

どうやら後者だったようだ。適当に瓦礫が残ったその場所で西部警察あたりの大爆破シーンに使えそうな気が一瞬したが、いかんせん狭い。却下。

いい加減お昼になったので近くの寿司屋へ足を運ぶ。
桜海老かき揚げ巻きなどの創作寿司はなかなかで、良心的な店だったが、一度富山の某所で寿司を食べると他の土地の寿司がやたらと値が張るように思えてしまうのは気のせいだろうか。
駅前の足湯にもう１回浸かって帰るとしよう。